私はお隣さんに恋をした3【下野紘】

104 ページ5

下「ん………」




Aが設定したアラームで起きた俺



Aの隣に置いてある携帯を取ってアラームを停止する



俺はAの横で頬杖をつき顔を覗き込む



………可愛い寝顔してんな



するとAは俺の視線に気がついたのか起きた




貴「おはよ、紘くん」


下「おはよ、A」



そして俺はAの頬を撫でる



貴「くすぐったいんだけど」


と、目を細めるA



その姿が面白くて、そして可愛くてどんどんくすぐる範囲を広げていく


最初は撫でてたんだけど、もはや今はくすぐる




貴「くすぐったいってばぁ」



そんなAを見て俺の中の何かが弾けた気がした



貴「ん……！」




俺はAにキスをした


下「ん………」


貴「ん……はぁ……」


下「かーわいっ……ん……」



今度はキスする範囲を広めてく



貴「ちょっ……」



寝室に響くのはリップ音と時々聞こえるAの声




そしてAの首にキスマークをつける



貴「ちょっと、そこにつけたら目立つじゃん」


下「いーの、男避けだからこれは。あとAにキスマークつけるの久々だからさ、目立つところにつけちゃった」


貴「うん、意味がわからない」




下「A」


貴「え？……ん」



振り向いた隙を狙ってわざとらしくリップ音を鳴らして軽く触れるキスをする


下「おはよ」


貴「……おはよ」








(なんだか刺激的な朝になりました………)

105--貴方side--→←103--下野side--

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す