私はお隣さんに恋をした3【下野紘】

100--貴方side-- ページ1

下「A？」


貴「え？」



名前を呼ばれ振り返ると紘くんの姿があった



下「久しぶり」


貴「あ、うん」



なんとなく嫌な雰囲気が流れる



下「あ、これ。どーぞ」


と言って紘くんは珈琲を私に渡した




貴「え？」


下「これも、いる？」


そう言って砂糖とミルクを私の前に出した


下「午前中の仕事で疲れたろ？ブラック派ってのは知ってたけど一応。甘さもね」



貴「ありがとう、貰うね？」



私は紘くんの手から砂糖とミルクを受け取った



下「じゃあな」



そう言い残しまたあの部屋に戻っていった



え？


それだけ？




私の中で何か期待してるものがあったかもしれない



でも期待するだけ無駄かな


今の感じだと



私は紘くんから受け取った珈琲を一口飲んだ



なんだかいつもより苦く感じた



そして一気にミルクと砂糖を入れて飲んだ



………甘過ぎ

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