ごじゅうご ページ14
『ていうかうち生きてるからね…大丈夫だよ。』
三郎「あ…なんだ…吃驚させないでください」
『えへへ。』
三郎「えへへって...というか
今日はどこいってたんですか?」
『シブヤで乱数とデートしてた。』
三郎「え、シブヤの乱数って…飴村乱数ですよね?」
私が言うと少し表情が強張るさぶ。
『ふふ、私のこと心配なの?さぶ。』
三郎「っ…まぁちょっと…」
『あっははっ、乱数意外と面白いよ?
ちょっと普通あんまりいない感じの性格なだけだよ。』
三郎「そういう性格だから心配なんですよ。」
と少し俯いて言うさぶ。
『うーん。やっぱりさぶかわいいね。』
と、くしゃっとさぶの頭を撫でると
やめてくださいっと頭を押さえるさぶ。
すると後ろのドアからガチャ、と音がする。
二郎「ただいま。鍵しまってなかったぞーって
なんで玄関にいんだ?中入れよ。」
三郎「うるさいっ!お前に指図されたかねぇよ!」
二郎「ああ"?んだと三郎!」
あー、また始まった…なんてため息をついて二人を押さえる。
『はいはい喧嘩しない喧嘩しない。
またたんこぶ作りたいのー?』
二郎/三郎「それはやだ!/それは嫌です!」
揃って言う二人に小さな声で
『ふは、仲良しじゃん。
さ!二郎も帰ってきたし!
いちが帰る前にご飯作んなきゃ!』
三郎「僕も手伝います。」
二郎「オレもー」
『ありがとー』
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作者名:キャキャン | 作者ホームページ:http://NOZONOZO0509
作成日時:2019年2月20日 21時