【銀魂】気がついたら警察庁長官直属の部下になっていた 2

山崎の監察日記 ページ7

山崎side



土方さんにAさんについて調べろと言われたのでAさんの後をつけている

でも、とっつぁんの部下だし今まで特に怪しい事なんて無かった


突然Aさんが人気のない路地に入ったので追いかけた






が、その路地にAさんはいなかった



『え？』


すると後ろから声をかけられた



貴｢お疲れ様でーす
山崎さん｣





『うわぁぁぁ！！』



まさか気が付かれていたなんて

何者なんだ
この人





貴｢あー、あれですよね
土方さん辺りの命令でしょーね｣



バレてしまっては仕方ない



『そうなんです
ご、ごめんなさい……』



貴｢いやー、怪しまれるようなことをした私の責任ですね
あ、違うか
ニコチンとマヨネーズで頭おかしくなってる土方さんが行けないのかー｣



Aさんはブツブツ言っている




貴｢決めた！！大福食べに行きましょー！｣



そう言ってAさんは強引に俺の手を取って甘味屋に連れ込んだ




『お、美味しいですね！』


Aさんおすすめの大福は今まで食べた大福の中で1番美味しかった



貴｢でっしょー！！｣



得意気に言うAさんはなんだか可愛かった




『Aさんはよくここ来るんですか？』




貴｢うんうん！
じょーれんです！
じょーれん！



あと、Aでいいですよ
だって山崎さん私よりおじさんでしょ！｣




『お、おじさん？！
おじさんって言ったァァァ？！
おじさんじゃないよ？？
まだおじさんじゃないから！！』



貴｢あ、うそですうそです
よっ！おにーさーん｣


いじられている気がしてきた


『でもさすがに呼び捨てはし難いから
Aちゃんで』



貴｢そーですかー
じゃあ山崎さん、私とっつぁんのキャバクラの予約しなくちゃ行けないんで行きますね
付き合ってくれてありがとーございました｣





そう言ってAちゃんは甘味屋から出ていった

とっつぁんの部下も大変だなと笑ってしまった









帰り際、お勘定をしようとしたらAちゃんが払ってくれていたらしい
いつの間に払ったんだろう




Aちゃんに申し訳ないことをした


そして何より男として負けた気がした山崎退(32)でした






あ、あそこの甘味屋の名前なんだっけ




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


土｢ふざけんじゃねぇよォォォ！！
監察対象と大福食いに行っただけじゃねぇかァァァ！｣




その後山崎は土方にこっぴどく叱られたとさ

ミツバ篇→←運に身分は関係ないって偉くなれてる時点で結構運いいのでは篇 終

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