【銀魂】気がついたら警察庁長官直属の部下になっていた 2

突撃 ページ41

翌日

ケーキ屋さんでケーキを4つ買って万事屋の前に来ていた

万事屋にはいる時にこんなに緊張したこと無かったよ？

なんか昨日眠れなかったし

総悟とも会いにくいのに

銀時どうしたのまじで


でもいつもはじめに謝るの私だったしね

意を決して万事屋にはいる



『お邪魔しまーす』



すると新八くんと神楽ちゃんがドタドタと駆け寄ってきて小声で

新「Aさん、なんかあったんですか！
昨日の午後は数少ない仕事があったのにいつも以上に心ここに在らずでお客さんからは怒られるし」
神「帰ってきてからもずっとあーアル
マダオっていうレベルじゃないネ」



そういうので銀時の様子をこっそり見てみると

なんか廃人っていうかほんとに魂抜けてる感じでぼーっと外を眺めていた



わたし知ってるよ、銀時があぁなる時は決まってショック受けてる時

私が銀時のいちご大福食べちゃった時とかよくあぁなってたな


なーにそんなに私が恋しかったのか

可愛いじゃないの

そう思うとさっきまでの緊張が吹き飛んだ


『銀時！』

ぼーっとしてる銀時の肩を叩く




銀「あー、……A？！」


『はいはい、Aちゃんですよ
ケーキ買ってきたからみんなで食べよ』



神「ケーキ？ケーキアル！！」


神楽ちゃんは喜んでいる
かわいい


新「じゃあ、僕お茶入れてきますね」


これが最近のDK？！
うっそでしょ
家庭的すぎん？





お茶の準備が終わると神楽ちゃんは凄い勢いでケーキを食べているし新八くんも美味しいと言ってくれた



なのにあの銀時はまたぼーっとしている


なんだよ、せっかく私が来てあげたのに



神「銀ちゃん、それ食べないなら貰うアル」


仕舞いには神楽ちゃんにケーキを取られている始末だ
普段の銀時なら有り得ない



『ねぇ、銀時』


呼びかけても答えてくれない




『ぎんときー？』




なんかイライラしてきたんですけど





『坂田銀時さーん？』



……

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