【銀魂】気がついたら警察庁長官直属の部下になっていた 2

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『近藤さーん
暗殺されかけたらしいじゃないですか
どうでしたか？』



近｢いや今暗殺されそうになった！！
どうでしたかって何？？
感想でも言えと？！？！｣



銀時のうったバズーカは列車諸共近藤さんまで吹き飛ばしたらしい

いや近藤さん健在だよ

生命力ゴキブリかよ


笑っちゃうね





近「お、お前ら、なんで俺達の肩を！？
トシまで連れてきて……」

新｢土方さんからの依頼なんです｣

近「依頼？」

『どうやら妖刀に食べられちゃったらしいく今のトシはヘタレオタクですよ』

近「妖刀だと！？
そんな、そんな状態でトシが
お前らに何を頼んだんだ」




銀「真選組、護ってくれってよ


面倒だからてめーでやれって、ここまで連れてきた次第さ
仕事のギャラは、てめーらに振り込んでもらうぜ」

近「…………振り込むさ、俺の貯金全部

だが万事屋、Aちゃん、俺もお前らに依頼がある


トシ連れてこのまま逃げてくれ」



この人はきっとこう言うだろうな、と薄々思っていた





近「こんな事になったのは俺の責任だ
トシの助言を拒み
伊東の言うがままトシを処断した

すまなかったトシ
すまなかったみんな

俺ァ、俺ァ

大馬鹿野郎だ」


近藤さんは、ぽつりぽつりと呟いた

近「全車両に告げてくれ、今すぐ戦線を離脱しろと
近藤勲は戦死した
これ以上仲間同士でやり合うのはたくさんだ」


この人はどこまでお人好しなんだろう



土「あーあー、ヤマトの諸君｣

聞こえてきた声に振り返るとそこにはさっきまであんなにビビっていたトシが


土｢我らが局長、近藤勲は無事救出した

勝機は我等の手にあり

局長の顔に泥を塗り、受けた恩を仇で返す不逞の輩

あえて言おう、カスであると！！

今こそ奴らを月に代わってお仕置するんだ」


「おい誰だ？腑抜けた演説してる奴は」


土「誰だと？




真選組副長、土方十四郎なり！！」



無線を切り、トシは近藤さんと向かい合う


土「近藤氏、僕らは君に命を預ける
その代わり、君に課せられた義務がある
それは死なねぇ事だ

何がなんでも生き残る


君がいる限り真選組は終わらないからだ

僕達はアンタに惚れて真選組に入ったからだ



バカのくせに難しいこと考えてんじゃねーよ

てめーはてめーらしく生きてりゃいいんだ
俺達は何者からもそいつを守るだけだ



近藤さん、あんたは真選組の魂だ




俺達はそれを護る剣なんだよ」

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