【銀魂】気がついたら警察庁長官直属の部下になっていた 2

曲がり角からのイケメンは非現実的 ページ19

『ひーまー』



日が沈んで行く頃


私はとても

とてもとても





暇でした





ゲームをしているけどなんだか満たされない





私に何が足りないのか


考えなくても分かる







恋人だ



今私に必要なのは恋人！！
彼氏！！






恋したい！！
どうしても！！



でも出会いがない









ということで夜の散歩をしている






なんか夜の散歩って出会いありそうじゃない？？






そう思って歩いていると



｢ねぇねぇ君、可愛いねぇ｣

｢俺たちと遊ばない？？｣




チャラ男2人組に声をかけられた









いや望んでるのそういうのじゃないィィィィィ！！



大体遊ぶってそんな生ぬるいものじゃないでしょ？
【ピー】でしょ？？【ピー】なんでしょ？？








こういうのはしっかり断らねば



『遊びません』




そう言うと腕を掴まれた









ので男を投げ飛ばした







日頃のストレスのせいか、力を入れすぎた








男2人、伸びちゃったよ









あー、やっちまった

ここで可愛いヒロインならね？
イケメンな男の子に助けて貰って恋が始まるよ？


生憎私はそんな可愛いヒロインじゃないので投げ飛ばしちゃったけど



あー、演技でも捕まっときゃ良かった





夜の散歩なんていい事ない



ってことで踵を返して家への道を歩いていると



パチンコ屋から天パがでてきた




『あー、銀時』



銀｢おい、お前こんな遅くに何やってんだよ
不良少女め｣




『もう少女なんて時代は過ぎ去りましたー





銀時、どうせまた散財したんでしょ』







銀｢いや違ぇよ？！
今日は運悪かっただけで明日倍になるからな？？｣



うっわ、末期だよ
この人






なんだか暇だったのに銀時に会えたし
ちょっと楽しいかも





なんだかんだいって銀時は家まで送ってくれるし






少し前を歩く銀時の背中がなんだかとても大きく感じた






夜の散歩、またしよっかな

土方スペシャル≒ゲテモノ料理→←やっぱり転職しよっかな

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