【Ki】『私、バイトなんで。』take16

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Kita









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やっと俺に図書館の回がまわってきた。







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入りの時間がまだだとか知るか。









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俺はマネージャーの制止を振り切って入局。








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そしたら案の定、






目当ての人物はすぐに見つかって。









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声を上げると、さすがにびっくりした様子で、






目をこれでもかって程に見開いて俺を凝視。







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「…おはようございます、」









ちゃんと挨拶をしてくるところは健在。








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ただ、すんげぇ久しぶりのAは、






すっかり夏仕様だった。







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北「…なっ、」








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北「何だお前、そんなに腕出しやがって！？」









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首の詰まったの白いニットベスト。







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二の腕丸出し、許せん。






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似合ってるけど、許せん。






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菊池とか触ってきそうだから、許せん。









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「…そんなことないと思いますけど、」







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北「ある！」







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「はぁ、」








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「「…………。」」









シンと一瞬妙な間が空いて。








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「で、どうしました？」









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「楽屋入りにはまだ40分も早いですけど、」









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そう言われ、俺は慌てて本題を切り出した。






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