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Sside
しばらく日が過ぎて。
ピンポーン
S「はーい」
玄関を開けると、そこにはマサキの姿が。
S「マサキ！」
A「くふふっ。きちゃった♪」
するとその後ろから、ぴょこぴょこんっと
２つの姿が現れた。
マサキと同じような格好をして
羽の生えている、同い年くらいの少年２人。
S「うお？！」
A「今日はおれのともだちつれてきたの。カズとジュンくんだよ」
カ「はじめまして。カズです」
そう言ったのは、カスタード色の服を纏った
茶色い瞳がきれいな少年。
ジ「おれはジュンです」
こちらの薄紫の服を纏った少年が
挨拶してニコッと笑った顔は
まさに天使の笑顔。
S「はじめまして。俺は翔、…とあと、智くんもいます。まぁとりあえず入ってよ」
「「「おじゃましまーす」」」
新しい２人はマサキより人見知りではないみたいで
あっという間に打ち解けて
５人でババ抜きをすることに。
１回目は智くんが負けて
２、３回目はマサキが連続で負け。
意外と負けず嫌いみたいで
マサキの目には涙がじわりと浮かんでくる。
カ「ちょ、まーくん、泣かないの」
S「たまたま運が悪かっただけだって」
みんなマサキの涙には弱いなぁ(笑)
その後もマサキとカズとジュンは時々家にやってくるようになった。
マサキはからあげ、カズはハンバーグが気に入ったみたい。
ジュンは料理そのものに興味をもったようで
智くんに教えてもらってる。
天使が遊びにくるなんて
何だか信じられない気もするけど
これからも賑やかになりそうです。
end
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作者名：とろサーモン | 作成日時：2014年11月2日 21時
