MAJOR 第２シリーズ part3 (ページ44)

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第十七話君と一緒に１ページ44

Aside

海堂高校の一年生同士による特待生チーム対夢島組の入寮歓迎試合…試合は吾郎と寿君を中心にした夢島組の善戦により5回までで13対12の接戦になってた…

だけど技巧派の市原君のピッチングに夢島組は未だにランナーは出すも要所を締められ無得点

3回からマウンドに上がった吾郎の投球も冴え…強力打線のいる特待生チームから三振の山を築き未だノーヒット

試合はやはり膠着状態…。

一点差のままいよいよ9回の攻防を迎える

Aside終了

渡嘉敷「9回までフォアボール3つに12三振。依然ノーヒットか」
大場「こりゃ、監督はおかんむりだぜ」
薬師寺「仕方ないだろ。奴の真っ直ぐは眉村と同じジャイロボールなんだからな」
大場「兎に角、最悪負けなくて良かったぜ。最後もきっちり締めろよ市原」

夢島組の攻撃になり特待生チームは守備につく。Aは眉村を見つめる

A「眉村君…そろそろ」

眉村はその言葉を聞き何も言わずグローブを持ちながら立ち上がりベンチから出る…その際ベンチに座る西城を見つめる

眉村「西城受けてくれ」
西城「え？肩作るのか？心配ないよ。もう市原で終わりだろ」

眉村が西城を睨みつけ焦った西城は「わ、分かったよ」と言い肩を作りに行った

A(眉村君が何も言わないって事は眉村君自身も出番が来ると思ってるのかな…)