第十四話 不愉快な野球2 ページ18
静香『1回裏夢島チームの攻撃は、1番センター草野君』
草野が立ちストライクコースの甘い球を投げてきてナメてるのかとムカつき打ち塁に出る
静香『2番ショート泉くーん』
泉も打ち草野がホームインし先制点を取り夢島チームは喜ぶ…だが草野は嬉しくもなんともなかった
草野「嬉しくないね。あんな手抜きの球打ったってよ」
児玉「何!?」
その後三宅もホームランを打ち2点獲得。合計で3点になった
静香『4番、キャッチャー佐藤くーん』
米倉「どスか?楽しんでますか?」
相手キャッチャーが話しかけてきて寿也は米倉を見る
米倉「せーぜー楽しんで下さいよ?歓迎試合なんですから…にしてもウチのマネージャーも恐ろしいねぇ。このサービス、元は監督が二、三回まで続けろって言ってたんですけどねマネージャーが「この点取りサービスは初回限定。後の回は全力でやれ」なーんて言うんですからね。よっぽどあんたら夢島組に期待してんのかね?まぁ、今の内にしこたま点を取っといた方がいいですよ」
渡嘉敷が投げるが寿也は振らない
米倉「どうしたんスか?こんなにいい球投げてやってんだから、どんどん打って下さいよ。今の内ですよ?マネージャーの優しい点取りサービスは」
寿也は尚も振らなく吾朗は草野を見つめる
吾朗「おい草野。奴らが手ぇ抜いてるってどういう事だ?何でお前にそんな事が分んだよ」
草野「…見りゃ分かるだろ。打って下さいと言ってる様な球ばっかりだ。あんな球ホームランにしたところで自慢にもならんさ」
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月24日 22時