第十三話 つかの間の夏休み6 ページ15
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A、田尾が寮の中を案内し終わり各自の部屋に案内する
田尾「こちらが皆さん二人一部屋で生活するお部屋になります。既に部屋割はしてありますので次の指示まで各自休憩してください」
仕事が終わりAがホッと一息をつけると吾郎と寿也に目がいった
寿也「あ、二人の部屋はここだよ」
吾郎「お、なんだトシと一緒かよ」
ガチャッとドアを開け部屋に入った吾郎と部屋に入らずその場に立ち尽くす寿也
A「寿君、お部屋に入らないの?」
寿也「まぁ…うん。Aちゃんと話したかったから…」
A「っ…ここじゃ何だし…少し離れよう」
みんなは各自部屋に行きみんなは居ない…だがいつ見られても可笑しく無くAは少し離れた場所に寿也を連れていく
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A「電話出来なくてごめん…忙しくて」
寿也「ううん…僕も電話出来なくてごめん」
A「吾郎と寿君が帰ってきたって聞いた時から厚木に来るのをずっと待ってたの…」
寿也「Aちゃん…あの時の続き」
A「寿君…」
寿也「僕、小さい頃からAちゃんが…好きだ」
A「っ!」
Aは赤くなり目を開く
A「わ、私…私は…」
早く答えを言わなきゃいけない…なのに口がうまく開かない…焦ってしまうAに寿也は優しく抱きしめる
寿也「いいよまだ言わなくて…ゆっくりで良いから。気持ちの整理がつくまで僕は待ってるから」
A「ごめんね…寿君」
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作者名:勿忘草 x他1人 | 作成日時:2017年2月24日 22時