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第二十九話 ページ31

あのやり取りからしばらく経って、降谷さんが家に来た。

とりあえず上がってもらって、作ってあったココアを出した。



「すまない。ありがとう」



「いえ…」



しばらく、沈黙が流れた。

自分の家なのに、他人がいるだけでこうも居心地が悪くなるのか



「…それで、話なんだが」



「…はい」



降谷「お前は椚ヶ丘中学校3年E組、あの月を七割型消滅させた犯人、その超生物に人質にされていた」



…違う



「その超生物は、君達生徒を脅していた」



違うっ…



「君達は、その超生物のせいで毎日怯え、助けを求めることもできなかった」



違うっ…!



「違うっ!!!殺せんせーはっ、あの人はっ!そんな人じゃないっ…、僕達をっ…救ってくれたっ!未来へと導いてくれたっ…、光をくれたっ…!」



殺せんせーはそんな人じゃないっ!



「僕達が道を間違えたら叱ってくれて、頑張ったら頑張った事を褒めてくれて、学校行事には一番ノリノリで、でも器が小さくて…修学旅行のしおりとか、アコーディオンみたいにでかかったけど、それだけ僕達の事を考えて一冊一冊手書きで作ってくれてっ…」



「……」



「ただ目の前の目標へと向かって進んで、今までの感謝と一緒に、笑顔で殺せんせーを、殺して…」



「だからっ…、降谷さん。殺せんせーの事、そんな風に言わないでっ…、くだ、さい…」



「………悪かった。山田にとって、その超生物はとてもいい先生なんだろう。山田が言っているんだ。その先生の生徒である、山田が」



降谷さん、わかってくれた…。よかったっ…



「…僕の方こそ、感情的になってすみません。……ところで、なぜこの事を…?」



「…お前の、その強さが気になったから…だ。どうして、あんな風に出来る?お前の警察学校時代の成績から考えると、その頃に手を抜いていた風にしか思えない。お前と一戦交えた時、お前は完璧に気配を消していた。まるで、初めからそこにはいなかったかのように。一瞬で、俺の隙をついた」



*:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ *:..。oƒ
あれ、なんか変だぞ
すみません、なんか今日は頭の調子が悪いみたいです。
今度書き直しているかも
そして文字数なので次更新した時に続き出します。
変なとこで切ってすみません

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yu-kun(プロフ) - もちさん» もち様のお好きなように捉えて頂ければ幸いです!コメントありがとうございます! (2021年2月3日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 隠れ最強? (2021年1月24日 22時) (レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぴのさん» キャー本当だ!!!教えてくださってありがとうございます!コメントありがとうございました! (2019年2月20日 17時) (レス) id: 9925cbfb05 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 36話で後半村松が松村になってました。あと37話もです (2019年2月20日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - アポぱーいさん» すみません、腐り気味と書いてあるのですが完璧にBLにするつもりはないんです(-ω-;)風見さんのはちょっと夢主が成長してほしくてキスの表現にしてしまいました(>_<)番外編の方はもう腐ってるんで宜しかったらそちらも…コメントありがとうございました! (2018年12月16日 16時) (レス) id: 9925cbfb05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月29日 20時

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