暗殺教室卒業後、公安警察官になった山田です。【男主】

第八話 ページ10

やっぱり本当に疲れていたのか、朝までぐっすり寝られた。

スマホを見てみると通知が一件

開いてみるとそこには昨日の合コンの事が書かれていた。



小林健介お前途中で帰るなよ!奥田さんずっとしょんぼりしてっし、何話しても俯いてるし、元気ないしで合コン萎えたんだぞ!!!知り合いなんだろ!?



…知るか

何も言わないで呼んどいて、合コンだった挙句に奥田ちゃんと会ったんだよ？

どっかで情報でも漏れたらどう責任取るの？



A奥田ちゃんは元クラスメイト。いつどこで情報が漏れるかわからないのに小林君はなんで合コンなんかしてるの?公安としての意識足りないんじゃない?



ちょっと言い過ぎた気がするけど、これくらいならいいか

小林君もちゃんとどこが悪かったかって事はわかっているだろうし、反省してくれているはず…



「はぁ、今日も出勤だ」



寝起きだからガラガラの声だけど、そんな言葉を言ってみた。

…カッコつけてるとか言わないでね？

……言わないでね！？

誰に言ってるんだろう

顔洗お…

……冷たい水で顔を洗ったら目が覚めた。

今日もPCと向かい合いかぁ…

もうPC僕のお兄ちゃんだよ

…あ、小さい時からの夢叶った。

そんな茶番を頭の中で繰り広げ、僕は身支度を整えていった。

歯磨きも終わり、スーツを着て髪を整える。

眼鏡がズレてるから中指で直して、と

よしっ、準備出来た！

…だからカッコつけてないってば

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