純粋と汚れの涙H×H (ページ43)

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33話ページ43

シャワーを浴びてスッキリ！！

…………というところで腹をくくっていざ！

ケータイをオープン！！

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わお……もはや怖いよ

着信99件LINE999！？

ストーカーか何か！？

でも電話するって約束してるし……

プルル

シャ『もしもし！？セイラ！？』

ワンコールって………

貴「もしもし……そうです…」

シャ『……どうして電話しなかったのか教えてく
　れるかな？』

貴「ひいいい！怒らないで！シャル兄！
　ごめんなさい時間が無かっただけなの！
　 …………だから皆には上手く言っておいてくれ
　る？特にフェイ」

フェ『ワタシがなにカ？』

貴「………うん？あれ？耳が腐ったかもしれな
　い幻聴が聞こえるや」

フェ『シャルから電話奪ただけネ
　で、どういうことか言ってみるネ』

貴「え…や………その……………」

フェ『帰ってきたら……覚悟するヨ』

貴「あああああああああ！ごめんなさい！
　ごめんなさい！ごめんなさい！ほんとに
　ごめんなさいいいいいい！
　帰ったら巨大杏仁豆腐作るから！！」

フェ『…………ならいいネ』

貴「ふぇ？」

フェ『巨大杏仁豆腐忘れたら拷問ネ』

貴「アイアイサーー！」

もう本当に怖くて敬礼をしてしまった

周りに人がいなくて良かった………

マチ『もしもしセイラ？』

貴「マチ姉！！」

マチ『ハァ……まったく…心配かけるんじ
　ゃ無いよ……』

貴「ごめんなさい…」

マチ『それで？試験はどうだい？』

貴「うん！楽勝だよ！！」

マチ『流石だね』

貴「あ………そういえばヒソカが試験受けてるん
　だけど……どうすればいい？」

マチ『なっ！？
　 ………………………極力近づかないように』

貴「イエッサ！」

マチ『早く帰ってくるんだよ』

貴「うんマチ姉も皆も大好き！！」

マチ『フッ知ってる私もだよ
　風邪はひかないようにね』

貴「うん！バイバイ！！」

マチ『じゃあね』

プツッ

はあ、なんとか大丈夫みたい……

ほんとに良かった〜(泣)

さてそろそろ寝るかな

廊下を歩いていると血のむせ返るニオイ

なんだろう……