魔物 ページ3
お母さんと村長さんに会った
ルキについて行けば迷わないって二人共言ってた
なんか16歳になってお兄ちゃんとエマの結婚の話が…
い、いやこの話はまた後にしよう…
ルキを追い岩の近くまで来た
『我らイシの民。大地の精霊と共にあり…か。』
エ「あのね、私おじいちゃんから聞いたの。あの神の岩には大地の精霊さまが宿ってるんだって。小さい頃からずっと16歳になったら神の岩に登って大地の精霊さまに祈りを捧げなさいって言われてきたんだけど…」
エ「こんなしきたり誰が考えたのかしら。
一人前になる前に崖から落ちて怪我でも
したらどうしたらどうするのよ。」
『ふふっエマ多分それはみんな思ってるよ。』
イ「確かに落ちたら危ないよね…」
エ「そうだよね。…でもイレブンとAと生まれた日が一緒だったのが唯一の救いね。ひとりだったら絶対めげてたもん。」
『あー…私もめげてそう…』
イ「そろそろ行こうか」
登れるかな私…いやきっと大丈夫だ。お兄ちゃんもいるしエマだっている。
ル「ワンッワンワンッ」
『お、お兄ちゃん!見て!』
エ「ま…魔物っ!?」
イ「A!エマ!気をつけて!!」
魔物(スライム)はいきなり私の方に向かってきた
イ「A!」
『きゃあぁ!…ん?』
エ「魔物が…Aの頭の上に…」
イ「乗っかってる……?」
▼なんとスライムはAの頭の上に乗っかった!
『あ、ぷよぷよしてる!よく見たら可愛いかも』
▼なんとスライムはAに懐いた!
エ「A…大丈夫…なの?」
『え?うん。全然大丈夫!』
イ「一安心…なのかな?」
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作者名:キャンディ | 作成日時:2017年9月11日 0時