僕らに理想なんて___｡〖名前変換オリジナル〗 (ページ37)

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さんじゅうろくページ37

?「きもちわるいんだよ!!!」

??「とくにその目つきw」

???「うわこっち見てるぞww」

????「びょういんの花がけがれるだろ!w」

これは…

いつの記憶だ…

なんだっけ…

そうだその時のクラスメイトにたまたま会っちゃって言われたんだ

自分かお母さんかの用事で病院に来てて

暇だったから1人で病院の庭を散歩してたっけ…

もう小学生とかの話だからよく覚えてないや…

『うるさい…ｷﾞﾛ』

?「「「うわにげろ〜!!!w」」」

あの時くらいから何も言われないように目付きを気にするようになって

だんだん目付きが悪くなっていった

それから舐められないよう女の子らしく振る舞うのをやめた

そんなことを考えていると日が経つにつれ自分が女であることに悩み始めるようになった

一人称を僕にしたけどクラスメイトには散々笑われて

家も相まって精神もボロボロになってってたっけ…

今思えば辛かったなぁ…

『…い…っ! …ぉ』

ん?なんだか声が聴こえるような…

『ぉーぃっ! 起きろって〜!!』

『んわっ!?!?』

『やっと起きた…心配したぞ…』

声の主は水琴くんだった

ところで心配とは…??

『A大丈夫か…?

昼休みになっても寝てたから来てみたらうなされてから…』

『あれ…もうそうな時間…?w

心配かけてごめん､全然平気だよﾆｺ』

『へぇ…』

水琴くんにしては珍しく冷たい声で冷たい返事をした

『…っなんですか…』

『俺にはそんな作り笑い通用しないって前分からせませんでした?』

『ぁ…』

そういえば初めてあった日にも作り笑いばっちり心見抜かれてたな…(8話参照)

『んじゃA､俺今から購買行くから一緒に行こ

話はその道中聞かせてもらおうかな』

『嫌です僕弁当なんで…』

『いいから来るの…っ!!』

なんて半ば強引に連行されました