にじゅうご ページ26
悩むなぁ
『ぉか……た…?』
けど協力ゲーなんて一生無縁だと思ってたし…
って何かさっき水琴くんが言ったような…まいっか
『予定は大丈夫だから良ければ一緒にやらさせて貰えないですか…?』
その瞬間一気に水琴くんの目が輝いた
『ほんと…!? やったぁっ』
と満面の笑みで喜んだ
分かりやすいとか何回も言われたが
よっぽど水琴くんの方がわかりやすいw
けれどその笑顔で自分も不思議と笑顔になった
ちょくちょくいじってくるし会話は疲れるけどなんだかんだやっぱり楽しい
『けどAはやっぱり甘い物あればなんでもいいのなw』
『へ、?』
『ん?
お菓子あるよって言ったらすぐ承諾したじゃん』
えっと…何をお喋りになられてる???
悩んでた間になんか言ってた感じ???
『ごめ、何言ってるの理解出来ない…
けどお菓子に釣られることは断じて否定しますわ』
しっかり否定しないとこの人何しでかすか…焦
『ほんとにぃ??』
『本当です…!
というかそもそも悩んでて聞いてなかったし…』
『え、俺の話聞く気ないってこと…? シュン』
ええええなんでそうなるの!??
『そそそんな訳…ッ
なぁもう…ほんと水琴くんといるとテンション狂う…』
『聞こえてるぞ?
まぁでも反応面白いAが悪い』
なんだよその理不尽
もう会話の主導権握られた瞬間にどうしたらいいんだ…
と言ってつい片頬を膨らませた
『え、かわ…』バッ
その瞬間水琴くんがとんでもない速さで口を両手で覆った
『えどうしたの』
『な、何でもねぇ』
『あーそう…?』
かわって聞こえたような…
川…革…?
まいっか…
水琴くんはしばらくそっぽを向いたままだった
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作者名:was | 作成日時:2022年8月12日 3時