僕らに理想なんて___｡〖名前変換オリジナル〗 (ページ22)

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にじゅういちページ22

『あ!Aいた…！！！』

後ろから声がした

それはよく聞きなれた声で

『水琴くん…どうしたの…?』

慌てて出てきたのかリュックはきちんと背負えてないし少し息も切れていた

『どうしたもこうしたもないよ全く…w』

伝言の件か､､､

『ごめ…w』

『さては拓んとこ行ったな?』

ご名答()

『行きましたね…』

『声掛けたのに無視して行きよってﾑｽ』

『やっぱり声掛けられてたんだごめん

一応廊下で絵美ちゃんと会って説明受けました…』

『あいつらの邪魔しちゃいかんでしょうよ』

『それはそうだよね申し訳ない』

『じゃ俺を走らせた詫びに一緒に帰ろw』

ん､んん??

一体どういう風の吹き回し??

『嫌…? それとも今日部活…?』

笑いっぽい言い方から何トーンが下がって寂しそうに言った

時々使うその言い方ずるいってｯｯ

『部活はないけど…』

というかふと思った

もしかして

元々僕を誘う気だったんじゃないのか…?

『…なんか悪いかよ』

『へ?』

『だからなんか悪いかって』

こっ…声に出てた-!?!??

『べ､べべ別にそんな事ないけど…』

『分かりやすっ』

『なんだと!??』

『はいはい置いてくよ』

『わっ早々に置いてく気だな!??』

んんんんこいつほんとにペース狂うむり､!!!!

そんなこんなでようやく我々は帰路に着いた