雷門サッカー部の幹部ちゃん (ページ6)

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別れページ6

グルッペン「で、幹部引き受けてくれるんだな？」

『はい。足手まといになるかも知れませんが。』

トントン「まあ、大丈夫なんじゃない？」

有難い。

『でも、学校は行かせてくれますか？』

グルッペン「いいゾ。」

あっさり。

『ありがとうございます。』

オスマン「これからよろしくめう～。」

『はい！では、一旦お日さま園に戻りますね。荷造りしてきます。幹部→ここに住むだと思うんで。』

トントン「グルさんの考え、ようわかったな…。」

慣れてるしなぁ。

『ただいま、皆。』

瞳子「お帰り、A。総統閣下に呼ばれたって聞いたけど…。」

『幹部なってきた。』

全「はあぁぁぁ？！」

仲良いねぇ、微笑ましい。

リュウジ「どういう事？！」

『城呼ばれた→幹部なって言われた→あの時思い出した→引き受けた→お茶会始めた→荷造りの為に戻ってきた。』

ヒロト「ざっくりだな。」

ざっくりの方がわかるでしょ。

玲名「幹部って…学校はどうするのよ？」

『今まで通り行くよ。』

タツヤ「寂しくなるな…。」

私もだよ…。

風介「たまには戻ってこいよ。」

風介が私の頭を撫でながら言う。

晴矢「ここには"家族"が居るんだからな。」

"家族"。

ここに居るのは、本物の"家族"じゃないけど、"家族"と同じくらい大事な皆。

『ありがとう…皆…。私、頑張って来るよ。』

瞳子「何かあったら、連絡しなさいよ。」

『うん、姉さん。たまには帰るね。』

部屋に戻って、荷造りを始めた。

服、下着、制服、教科書…。

日用品も沢山ある。

『あ、あった…。』

そして、忘れてはならない物…。

『皆、楽しそう…。』

家族の写真と、お日さま園の写真＿＿。