【月島蛍】君とあなた。あなたと君。 (ページ12)

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春「あー！！Aちゃん戻ってきた！」

日「ちゃんと会えたんだなー！！」

「ごめん、迷惑かけました。」

影「ま、無事ならいい。」

すぐに合流できた。

みんなには迷惑をかけてしまった。

月「もうはぐれたりしないでよ～？探すのめんどくさいカラ」

「別にはぐれてないから。」

月「ﾌﾟﾌﾟｯ...そういうことにしてあげてもいいよ」

いちいちうるさいな。

日向たちのこといってたけど、

月島のほうがめんどくさい気がする。

「...ﾁｯ」

月「なに？今舌打ちした？」

「別に？」

春「まぁまぁ2人とも！無事に合流できてよかったよ～。」

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月「あ。」

泊まっているホテルに帰ってきて、

夕食を済ませたりしたあと。

偶然、お風呂上がりの月島にあった。

月「髪、乾かさないわけ？」

「いつも自然乾燥」

月「...はぁ」

月島はベンチに座り隣をポンと叩く。

座れということだろうか。

「なに？」

月「ちゃんと乾かさないと痛むし風邪ひくよ。」

そういうと月島は私が首にかけてたタオルを取ると、

髪に被せてガシガシと手を動かす。

シャンプーの香りと月島の匂いがする。

「........っ」

優しいのかなんなのか。

そんな月島にときめいている自分にいらだつ。

.....ﾁｯ

心の中で舌打ちした。

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