4話 そらるside ページ4
Aがトイレに行ってから、俺と天月とまふは、下駄箱に向かう。
天｢学年一のモテ男くんって、何組だっけ？｣
そら｢学年一のモテ男？だれ？｣
天｢Aが告った人｣
あー、何か知ってるわ。
Aが、散々言ってた奴ね。
どこがカッコいいかよく分かんねぇけど。
てか、そいつ学年一のモテ男だったんだ。
ま、俺には関係ない事だけど。
まふ｢確か、2組じゃなかったかなぁ？｣
2組…。
んじゃ、歌詞と同じクラスか。
そら｢なんかあんのか？｣
天｢んー？いやー、ただ、A振るとか、さすがだなーって思って←｣
まふ｢天月くんひどい←｣
まふは昔から優しいよな。
さすが、名前の通りまふまふだわ←
・
そら｢あー、めんどくせー。帰っていーかなー。｣
Aを待つこと5分。
女子｢…あれ？……？！あ、天月くん！！｣
急に、“天月”を呼ぶ声。
誰だ？
見ると、女子がいた。
まあ、可愛くもブスでもないフツーの女子。
Aと比べると…って比べたらダメだわ←
そら｢天月ー、彼女？｣
天｢は？！そらるさん！違いますよ？！｣
うん、知ってる。←
天月の事が好きな女子だろ？
まふ｢Aちゃん遅いねー。｣
女子2｢そらるくんと、まふまふくんと、天月くんだ！♡キャー！♡｣
次来た女子は、何か一人で騒いでる。
こーゆー｢キャーキャー｣騒ぐ女は苦手だ。
うるさいし。
うるさい女は正直Aだけで十分。
何故か次々と女子が来る。
うわ…めんどくさいことになった。
女子｢キャーキャー♡♡♡｣
女子｢まふまふくん！帰ろ♡｣
まふ｢へ？え、えっと。。｣
まふ困ってる。
まふは、優しすぎんだよな。
そら｢あー、悪いけど、まふは俺らと帰るから。｣
女子｢あ、そっか♡大丈夫だよ！////｣
なんだコイツ。
きもっ←
あー。まじ早くしろよ。A。
天｢来ないねー。A呼んでみるわ。｣
そら｢おう。｣
天｢Aー！｣
天月が名前を呼ぶと、女子達がザワつく。
来ると期待してみても、来ない。
そ｢こねーし。ﾁｯ おい、まふ。A呼べ。｣
しょーがない。まふに呼んでもらおう。
まふ｢へ？僕ですか！？｣
そ｢うん、お前じゃなきゃダメなんだよ｣
天｢そらるさん、何かそのセリフカッコいい←｣
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作者名：翠々花 | 作成日時：2015年10月28日 19時
