part eight 体育の時間 ページ10
次の日の三時間目。
私達のクラス1−2と隣の1−1が合同で体育だった。
一組にはカラ松さんのお姉さん、おそ松さんがいた。顔を合わせたとたんおそ松さんは私に抱き着いてセクハラをしてきたから驚いた…。その後カラ松さんがべりっと私からおそ松さんを離すと容赦なく拳で頭を殴ってた。鈍い音がしてた。
すると体育の先生がやってきた。男の先生だった。
体育の先生「さあ、もうみんな集まったか?」
モブ女子1「集まったと思いまーす。」
一組の子だろう、髪の毛をポニーテールに縛った少し化粧じみた顔をした女の子が先生の返事をした。周りの女子たちは体育の先生がかっこいいと騒いでる中、先生はまた話し始めた。
体育の先生「よーし、それじゃあ早速俺の自己紹介をするからな!俺は体育を担当する松野だ。まさか今回の入学生に松野が六人いることには驚いたな…因みにこの学校の先生の松野は俺と、あと保健室の壱松先生だ!よろしく頼むぜぇ!every one!」
体育の先生の松野先生は突然髪をかき上げどや顔をした。それを見た女子たちは結構引いてた。そんな中おそ松さんは「何あいつwwwくそいてぇwwwwwあばら折れるwww」と爆笑していた。
******
そして体育が始まった。一番最初の授業は陸上のハードル飛びだった。
に、苦手だ…!!!!
運動が出来ない私にとっては苦痛の時間でしかなかった。
目の前にあるハードルを飛び越えればいいのに何なんだろうこの恐怖感。それが運動音痴なんですよね。運動できる人はノリと気合で行けるもんですよね。とりあえず怖い!!!!
後ろにはもういろんな人が並んでて、私が飛ばないで震えているとどんどん時間が過ぎていった。
するとちがうハードルで飛んでいたカラ松さんが心配してくれたのか私の近くに走ってきた。
カラ松さん「A…??ど、どうした?飛ばないのか?」
貴「あ、ぅい、いえ…あのっ、」
モブ女子2「ちょっと梅原さん早く飛んでよー。後ろ詰まってるんだけど。」
すると後ろから尖った言葉が投げられてきた。
モブ女子1「そうだよーなんで飛ばないの?飛ばないならどいてよー。流れとまっちゃってる」
そして次々と尖った言葉が投げられてきた。
私は怖くて泣きそうで足が動かなくなってしまった。頭の中ではわかってる。ほんとはちゃんと飛びたいのに。怖くて。ごめんなさい…
カラ松さん「五月蠅いぞお前ら!!!!」
すると突然カラ松さんが叫んだ。うるさかった周りはしぃんと静かになった。
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作者名:蘭子さん | 作成日時:2017年11月28日 12時