part six 放課後 ページ8
入学してすぐに友達が出来た。
私はあの後LINE交換してもらって、しゃしんとかいっぱい撮った。初めて撮ったな。あんな風にとるの。
体験したことのないことができて私は浮かれていた。
グループLINEで送られてきた写真を眺めながら口元がにやけていた。多分周りがいたら気持ち悪がられるだろうけど、今は放課後だから誰もいない。
みんな部活見学やら家にすぐ帰ったりやらで私は教室で一人だ。
カラ松さんは六つ子のみなさんで部活を見に行ったらしい。
ちなみに私は運動が苦手なのでもちろん部活は入りませんっ!!
…なあんて、ほんとは美術部にでも入ろうかななんて思ってたけど私はアニメ系のイラスト寄りだし美術部なんて入ったらただ邪魔なだけな人になりそうだし…(-_-;)
だから私はこうして一人教室で待っているのだ。
…カラ松さんを。
カラ松さんがあのあと一緒に帰ろうって言ってくれた。嬉しかった。
だからこうして一人ただ写真を眺め友達がいる誇らしさに舞い上がっているのだ。
カラ松さんはとてもやさしい人だと今日の一日の行動を見て思った。
初対面なのに丁寧な対応と笑顔で話しかけてくれた。
お弁当を一緒に食べようって誘ってくれた。
姉妹さんたちを紹介してくれた。
そして名前で良いって言ってくれた。
これが、友達なんだ。
胸が温かい。
幸せだ。
私は胸の温かさと安心感でうつらうつらと眠気が襲ってきた。
そしてそのまま私は目をゆっくり閉じた。
・
ふと目を覚ますと、周りはオレンジ色の風景になっていた。
貴(しまった…、寝過ごしたッ!!)
私はハッとし、体を起こした。
カラ松さんと帰るんだったっ…
でも前を見ると
目の前に、本人がいた。
貴「あっ…か、かぁまつさ、…ごめんなさいっわ、私寝ててッ…」
私は慌てて謝るとカラ松さんはきょとんと私を見て、またいつものように笑った。
カラ松さん「ハハッ、おはよう。A。良く寝れたかい?」
貴「う、うん?」
カラ松さん「アハハッ、よし、じゃあ帰るかっ!」
貴「っ!!うん!」
私達はオレンジの風景の中、帰宅をした。
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お久しぶりです!!!('◇')ゞ
ラストの言葉のセンスがなさ過ぎて引きました!!!!!
次の予定はカラぴ視点なのですがそろそろレズっぽくなるかなあと思ってます。
夢主ちゃんの場合お友達♡ですがカラぴは…??
的な感じです!!
早くちゅっちゅさせたい!!!!!!!!!!(願望)
part seven 気になる人[次女視点]→←part five カラ松さん
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作者名:蘭子さん | 作成日時:2017年11月28日 12時