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｢だーかーら、俺と神様は、こっちで暮らす！！もうそっちには戻らへん！｣
[あぁ！？戻って来いやシャオロン！！んなぽっと出のヤツの為に下界に降りるなんて間違っとる！！]
｢うるさいうるさい！！どーせコネシマにはわからん！！神様は優しくて、いい人なんや！！お前が侮辱していい人ちゃう！！｣
[なんやと…！！]
[まぁまぁ、シッマ。……シャオちゃん、ほんとに戻ってこんの？僕、シャオちゃんとまだ話したいこと山ほどあるんやけど……]
｢……じゃあ大先生だけこうやって話せばええわ。コネシマはもうええ。俺は戻らん。｣
[んー、そっか。前の件覚えとう？]
｢おん…グルッペンが、こっちで出来る仕事を俺に回すんやろ。｣
[ん、覚えとんならええ。……やけど、戻ってくんなら早めにな。]
｢おー、戻らんけど。｣
[はは、ほんまムカつくわ。…じゃあな。シッマ戻るで。]
[………]
シッマ、俺の神様をあんな風に言いやがって…
友人との話を雑に終わらせた俺は、ソファに座ってぼーっとしていた。
確かに、神様は、出会って日は浅いけど、俺にとってほんとに理想の神様なんや……
俺と天界を繋ぐ装置を壁に投げつけた。
……あ、俺、思わず……
慌てて拾ったけど、当然だが傷はついていなかった。
…この丸い玉の形、持ち歩きづらいんよな、ちっちゃいし…
｢シャオロン。なにか話してましたか？｣
｢あ、神様……や、なんも！大丈夫っす！｣
慌てて装置を隠した。
他の人には聞こえないらしいけど、今シッマが言ってたことを、神様に聞かれたくないし、
神様はシッマや大先生のことを知らない。
俺らみたいな下っ端の天使は多分知られてないんやろう。
でも、ちょっと偉い天使は知っているらしい。
グルッぺンとか…
そんな神様が俺の事を知ってくれとったなんて、ほんとに夢みたいや。
天使でも、新しい力を受けた時、神様になれるらしい
俺が神だったら、神様を簡単に守れたんやけどな…
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作者名：鶏にこみﾓﾘﾓﾘ | 作成日時：2022年11月25日 22時
