【実況者】一つの嘘から始まった k.y.o

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貴「…どうして強い、と言うんですか？」


キヨ「いや、まぁ…」


どうしよっかなぁと笑いながら頭を搔くキヨくん。


ヒラ「いずれは知ることなるよ」


微笑する平野くん。


貴「そうですか…でも、いつか話してくれることを待ってますね」


キヨ「あぁ、悪いな。まだAには話さない方がいいと思うから」


そして、バン、とドアが開いた。


こー「うぃーっす」


牛沢「おーっす」


生徒会メンバーが入ってきた。


キヨ「遅ぇよw」


こー「悪いなw会議が長引いてな」


牛沢「てかお前らのせいで生徒会室使えねえんだからな」


貴「え、じゃあ会議は？」


こー「多目的室でやったよ。諸事情で使えないってことにしといた」


貴「そっか、あれ、美化委員の委員長って…」


牛沢「神田だろ？Aとヒラと同じクラスの」


ヒラ「なんか嫌な予感がするなぁ」


こー「え、どうかしたのか？」


貴「いや、何でもないよ。ごめん、気にしないで」


そして、少し経って、２人が次の議案書を書いている時に、平野くんが、


ヒラ「何でさっきこーすけになんでもない、って嘘ついたの？」


貴「ごめんなさい。こーちゃんとうっしーには心配かけたくないので」


ヒラ「…でも、何かあってからじゃ遅いよ？」


貴「ご心配ありがとうございます。…でも、これは私の問題なので」

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