7. いやもういつでも空いてます ページ8
結局チリちゃん、あの時なんて言ってたんやろ?全然教えてくれんし内緒〜って笑うから可愛すぎて許してしまった。
仕方ない!!!!推しの笑顔はプライスレス!!!!!
いやでも気になるよなぁ、いつか教えてもらお、とか考えながらテーブルシティに戻る。
『あーーーそういや、、デリバードポーチ行かんとあかんかった気がする。』
ふと空を見上げると結構暗くなってた。さっきまで夕方じゃなかった?
ぼーっとしながら歩いていると心配そうにボールから出てきたレイ。
前、前!って言われて(訴えられて)やっと気づく。人にぶつかりそうになってたんだ、それくらいぼーっとしてる。
ぶっちゃけチャンピオンになった自覚もないもんなあ、チカに連絡しなきゃ。
ロトム、と呼んでチカに電話をかける。
「へいほいはーい、どしたん」
『何その返事、あーそうそう私チャンピオンなったで』
少し間を空けて。
「ハァ?!?!?!?!!?!?!!うっそだろそんなあっさり言うもんなんかこれ!!!!」
『いやぁ〜、なんかほんま、全然自覚なくってさ。でも背中押してくれたんはチカやし、って思ってさ』
はああ、とでかいため息をつきながらも、なんだかんだ嬉しそうにしてるのがわかって私もちょっと嬉しくなる。
「チリちゃんからどでかいサプライズとかは待ってないん?」
『え なんそれ知らん ちょっと待って??どういうことそれ』
「まぁまぁ、わからんならいいよん」
『えぇぇ〜〜、教えてや 気になるやん』
ほいじゃな〜と私のこともお構いなしに切るチカ。
どでかいサプライズってなに?しかもなんでチカだけ知ってんの??私は???
ピコン。
ん?と通知の内容を見るとチリちゃんから。
チリちゃんからかぁ〜……チリちゃん?!?!?!?!!!!?!待て待て待てチリちゃんだと??
「空いてる日いつ?」
『いやもういつでも空いてます!!!!!!!!!!!!』
人目も憚らず叫んだ。レイは呆れ気味でした。
8. チリちゃんのこと好きやと思うんよね→←6. それだいたいなんかあるやつやん
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こころ(プロフ) - 初コメ失礼します!つい最近チリちゃんに沼った人です!チリちゃんに沼った人からするとこの小説は需要しかありません…更新楽しみにしております! (1月6日 21時) (レス) id: 19e2b6cddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんどう | 作成日時:2023年11月25日 17時