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>Iwamoto side.
目「あ、岩本くん。お疲れ様っす。」
ラ「あ、岩本くんだー！」
シフトを終えて、休憩室に入ると先にいた目黒とラウールが俺を見てそう言う。
ロッカーで制服を着替えていると、目黒とラウールが後ろで話してる声が聞こえてきた。
ラ「ねぇやっぱしょっぴーに謝った方がいいよ、昨日のあれは最悪だった。」
目「…わかってる。」
ラ「いくらAさんが行っちゃってイライラしてたからってあれはない。」
………A？
なにやら目黒にお説教してるラウールの口から出た、よく知った名前。
…まさか、な。
ラ「とにかく、ちゃんと謝ってよね！来週撮影で一緒になるんだから。」
目「…ん。」
ラ「ほんと、めめって変なところで子供っぽいんだから。」
紙パックのジュースを飲み終えたのか、手に持って俺の横のゴミ箱に捨てたラウール。
ラ「めめも岩本くんみたいに大人にならなきゃ、」
ねー？と俺を見て笑った。
『なんの話？』
ラ「昨日、めめが先輩と喧嘩したんですよ。」
『へぇ、』
そう相槌を打って目黒を見れば、「勝手に言うなよ、」とラウールを睨んでる。
そんな目黒にラウールがべーっと舌を出すと、
ラ「じゃあお先に失礼します。」
そう言って手を振って休憩室を出て行った。
急に静かになった休憩室。
目「…なんかすいません、」
目黒が口を開く。
『事情は知らねぇけど、揉め事は早めに解決しといた方がいいぞ。』
そう言えば、そうっすね、と俺を見て気まずそうに笑った後「あ、」と声を漏らす。
目「そういやこの前うち大学の前で待ってた人、結局会えたんですか？」
この前Aに会いたくてあいつの大学に行った時、Aが出てくる少し前に目黒と鉢合わせた。
『…あぁ、会えたよ。』
目「そうなんですね、よかった。」
目黒が横に置いていた鞄を取って手に持つ。
目「じゃあ俺も帰ります。お疲れ様でした。」
そう言うと部屋を出て行った目黒。
結局さっきのラウールが言ったAのことは聞けなかったな。
まあAなんて名前は他にもいるだろうし、気にしすぎか。
…ダメだな、俺は。
Aのことになると変に気になって仕方ねぇ。
そんなことを思いながら、俺も休憩室を後にした。
.
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こゆき(プロフ) - 凛華さん» コメントありがとうございます！需要ありますか！私も目黒落ち書きたいなーと思ってるので本編終わったら書いてみますね、ありがとうございます！ (2020年4月25日 22時) (
レス) id: 0585c4282d (このIDを非表示/違反報告)
凛華(プロフ) - 余力があれば！目黒落ちもお願いします★需要あります…！コメント失礼しました。いつも楽しく読ませて頂いてます(^^)これからも楽しませてください (2020年4月25日 1時) (レス) id: 8c58893707 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - うたさん» コメントありがとうございます！ふっか動きましたねー、これからをお楽しみにしていただけたら嬉しいです！ありがとうございます、私のペースで頑張ります！ (2020年4月22日 23時) (レス) id: 0585c4282d (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - コメント失礼します。ふっかさんどうするんだろうって思ってたんですが、動き始めておおお！となっております！！これからもこゆき様のペースで更新がんばってください(^^) (2020年4月21日 18時) (レス) id: ac1778f4fd (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - milkmilkmilk723さん» ふっか、ここからどんどん動きますよー！笑 今後もよろしくお願いします！ (2020年4月21日 16時) (レス) id: 0585c4282d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆき
| 作成日時：2020年4月8日 14時
