56.さんこいち ページ11
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翌日。
朝、いつもの時間に登校すると
歩いている先に珍しく深澤先輩がいた。
ん…？ということは…
深「お前さ〜、しっかりしろよ」
渡「わかってる」
やっぱり渡辺先輩！！
ビックリして距離を取る。
幸いなことに登校する生徒の数が
いつもに比べて多かったから、
紛れていればなんとか見つからなさそうだ。
様子を見ながらゆっくり歩いていると
「わっ！」
樹「あっ、悪い羽田！おいお前らさぁ！
お前らが押すからだろ！」
慎「ごめん羽田さん」
「ううんっ、いいよ気にしないで
私こそごめんね？ゆっくり歩いてたから」
樹「ほらあ気いつかわせてる」
慎「もう北斗ぉ〜」
北「いや俺じゃねぇ！」
後ろの誰かに急にぶつかったと思ったら
同じクラスの田中樹くんと、
森本慎太郎くんと松村北斗くんの
いわゆる さんこいち だった。
3人はいつも一緒にいて
その整ったルックスと
馬鹿、馬鹿、秀才というバランスのいい
関係性が女子にとってもウケている。
いかんせん目立つ人たちだから
私はあまり関わったことがなかった。
喋ったことも
プリント配る時ぐらいじゃないかな…
樹「ひとり？そこまで一緒行こうよ」
「え、いいよいいよ！」
慎「なんでよ！」
「いや、だって3人には3人の空気感があるから…
邪魔したらダメな気がする、」
北「いいよそんなの気にしなくて」
樹「うん。てか俺、話してみたかったんだよね。
羽田いっつもイケメンとばっかり居るからさ
話しかけづらくて」
「田中くん達も十分イケメンだけどね…」
樹「まあね」
「否定しなさい(笑)」
樹「ごめん(笑) てか樹でいーよ」
「え、ハードル高くない？」
樹「いや田中くんとか距離あるじゃん？」
「…そうだね、がんばる」
慎「じゃあ俺も下でいいよ」
樹「北斗もいいでしょ？」
北「……まあ」
「あ、ありがとう」
ぶつかっただけなのに
こんなに仲良くなれるとは思っていなくて
久々出来た友達に胸を踊らせていた。
深「あ、あれAちゃん…」
渡「…」
それを誰が見ているなんて知らずに
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華(プロフ) - 蝶子さん» コメントありがとうございます(；；) 私の拙い文章を楽しみにして頂けていたなんて本当に本当に…嬉しいです…ありがとうございます…(；；) 嬉しいお言葉だらけでこれからも頑張れそうです！本当にありがとうございます！！ (2020年3月18日 0時) (
レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
蝶子(プロフ) - えぇぇぇぇ( ノД`)…終わってしまって悲しい……この渡辺先輩がとっても好きだったので私の楽しみが……何度も読み返すと思います！素敵な作品をありがとうございました！ (2020年3月12日 21時) (レス) id: a7e7edc206 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - れいなさん» 返信が遅くなってしまって申し訳ありません(；；) キュンキュンして頂けてとっても嬉しいです…！コメントありがとうございます！！ (2020年3月12日 16時) (レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - ほのか????さん» お返事が遅くなって申し訳ございません(；；) 番外編という形でですがアップさせていただきました！これからもどうか、よろしくお願いします、、！コメントありがとうございます！ (2020年3月12日 16時) (レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - あちさん» 返信が遅くなってしまって申し訳ございません(；；) もったいないお言葉ありがとうございます…めちゃめちゃ嬉しいです…(；；) これからも是非よろしくお願いします！！ (2020年3月12日 16時) (レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華
| 作成日時：2020年1月12日 22時
