34.告白 ページ34
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向「ずっと好きやった、
あのマンションに越して来た時から。
中学も高校もAに全部合わせてた。
お前がおらな無理やねん俺…」
「康ちゃん、、」
向「翔太くんのこと好きやって言われた時は正直、
めちゃめちゃショックやった。
どんな奴やねんってバスケ部見に行って
翔太くん見つけた時は終わったと思った…
めちゃめちゃかっこええし、」
「うん…(笑)」
向「なんか悔しくて言われへんかってんけど、
顔だけやなくて性格もイケメンやし、
Aの好きな奴を知っときたいっていう
不純な動機で翔太くんと仲良くなろうとした俺を
受け入れてくれて、
今でも仲良くしてくれとるホンマにええ人や」
「……」
向「せやから、翔太くんなら仕方ないって思ってん。
俺の長い長い片想いを終わらせてくれる人は
翔太くんがいいって思ってん」
体を離されて、康ちゃんの顔を見ると
さっきみたいな涙目ではなく
きちんと目を合わせて話してくれた。
向「俺はAが好きやし、諦めるつもりもなかった。今もない。
でも翔太くんと幸せになるんやったら、諦めてもええかなって思うねん」
「……」
向「まあ隙見せとったら何するかわからんけどな。
昨日みたいに。(笑)
ちょっとは俺のこと、
男やって認識するくらいでええからさ。
今は邪魔せんといたるから、頑張れよ」
「康ちゃん……」
向「ん？」
「………全然、意味がわかんない……」
向「は、はあああ！！！？」
「結局どうしたらいいの私…」
向「いやせやから！
俺はお前のこと諦めんけど、翔太くんと
付き合うんやったら諦めたるって話やん！
こんなこと、何回も言わすなやアホ！！」
「なっ！アホとか言わなくていいじゃん！」
向「アホなんやから仕方ないやろ！！
もう帰んで！アホ！」
「そんなアホばっかり言ってたら本当にアホになる！なっても知らないからね私！」
向「おうおう！勝手にせえ！」
「……もう(笑)」
結局、いつもの私たちに戻れた。
康ちゃんは私の友達でも恋人でもない。
たったひとりの幼馴染。
背中を押してくれてありがとう。
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華(プロフ) - 遥さん» コメントありがとうございます！ううう嬉しい…(´∵`) 続編ではもっとキュンキュンさせられるように頑張ります！本当にありがとうございます！！ (2020年1月12日 22時) (
レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 最近翔太くんdr期なのですがもう読んでてすごくキュンキュンしました更新楽しみにしてます！！^_^ (2020年1月12日 21時) (レス) id: 82b3793e6d (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます(；；) 気温のことまで気にしてくださって…お優しい…もうおかげで頑張れます(泣)本当にありがとうございます、、！ (2020年1月10日 20時) (レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年1月10日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 綴さん» ご丁寧にご指摘くださって本当にありがとうございます…先程外させて頂きました、今後は二度とこんなことがないように気をつけます、、！ (2020年1月8日 23時) (レス) id: d3c3bfbe55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華
| 作成日時：2020年1月6日 0時
