【文スト×名探偵コナン】探偵社員の私と公安警察の彼。【安室透/降谷零】

No.5 ページ8

貴方side



「もう朝……。着替えないと。」


昨夜、泣きすぎたからなのか倦怠感があるが、今日はポアロに出勤しなければならない。

気だるい体を引きずりながら身支度をする。

顔を洗うために洗面所に向かい鏡を見ると、目が少し腫れていた。

「目が少し腫れてるけど、これくらいなら化粧をすれば大丈夫だよね……」




・



「おはようございます！」


「おはようございます。今日も宜しくお願いしますね。」

梓さんは午後かららしいから、私と零君の二人なのだが、

(零君、来るの早いな…)


掃除やお客様に提供するフードやコーヒーなどの下準備をして開店させて暫くすると、蘭ちゃんとコナン君が来た。


「舞さん！おはようございます！！」


「おはよう！蘭ちゃん、コナン君！ご注文はお決まりですか？」


「えーと、ポアロのモーニングセットを2つで！」


なんてやりとりしていると、なんか視線を感じた。


(わぁ、コナン君から、睨まれてる……。嫌われたかな？)


本当は私も味方なんだけどなぁ…″今は″言えないのだけれど。

心の中で苦笑いをした。



・




・




・


蘭ちゃんとコナン君は食べ終わって、学校へ行ってしまった。

時間が経ち、お昼時。昼休憩中のサラリーマンやOLで賑わっているのだが…

「安室さん〜！メアド教えて下さい！」


「私も！安室さんってカッコイイですよね〜♡」

OLさんが零君のところに集まっている。
零君昔から顔が整っていて、女子にも人気だったからなぁ。

その光景を見て、暫くモヤモヤしてると、サラリーマンだと思われる男性に声をかけられた。

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