アーヤ迷子になる ~来たよ東京~

第2話 ページ2

私、立花彩は、ただ今脱力感で溢れかえっていた

なぜかと言うと、
この前、中間テストがあったんだ
もちろん、いっぱい勉強して自分なりに頑張ったつもりだけど、結果がそれに伴わなかったの

ママには怒られちゃうし、心のよりどころである、KZの活動も最近はほとんど無い

ということで、せっかく今日から三連休なのに、家で一人寂しく勉強してるってわけ

現在、時刻は8時

こんな時、私は九蘭君達を思い出すようにしている

あんなに楽しかったのなんて久しぶりだし、姫花ちゃん、百合ちゃんと言う、女の子の友達も出来た

第2の心のよりどころって言ってもいいんじゃないかな？

忙しなく動かしていた鉛筆を止め、ベットに横たわる


あぁ、こんな時にKZの電話が来てくれたらな、




プルルルルルル

私の心を読んだかのように、電話が鳴り出した

もしかしたら、事件かもしれない！
期待を胸に、急いで電話に出る

ガチャ『あ、アーヤ？小塚です』

小塚君！！！！

『ちょっと今からでれるかな？若武の家来てほしんだけど、』

そっかぁ、いけると思う！うん！逆に行きたい！！

『よかった、ちょっとアーヤに知らせたいことがあったんだ』

ん？なんだろ？

『まぁ、来てからのお楽しみってことで、それより、僕達若武の家に泊まることになってるんだけど、アーヤ大丈夫かな？、』

え？そうなの？！う、、ママに聞かなきゃ

「分かった！絶対ママを説得する！」

『うん笑 あ、じゃあ応援も送っておくから、困った時はどうにかしてくれると思うよ！』

応援ってもしかして、？

『そう、黒木』

おお！それは頼もしい！

『それじゃあ、10時に若武の家ね』

ん、分かった

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