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そう叫び私の腕に爪を立てるメイド、全部私のせい…？
「あんたが幹部様と仲つづましそうにしてるのが悪いのよ…ｯ新人のクセに、‼︎」
『なｯ…それだったらなんで皆さんに毒を盛るのよ‼︎それなら私に直接…』
「あんたの苦しむ顔が見たかったのよ！知らない罪を被せられて追放されるあんたの顔がね‼︎」
そう言って抵抗するメイドを押さえつけて拘束するとぽろぽろと泣き出した。ふと、その顔を見て思い出した。この人、前の調理室に来たブルーク様専属のメイドだ。
「なんで…なんでよ…私はずっと、あんたよりずっと前から支えていたというのに…なんであんたなんかが…ブルーク様に気に入られてんのよｯ‼︎」
『だからって毒を盛る必要はないでしょう…⁈』
うるさい、黙れと叫び暴れるメイドをなんとか抑えつけ、ナカム様がインカムで呼んでいた警備班に彼女を受け渡した。部屋から出ていった後でも廊下から彼女の悲痛な声が聞こえてくる。
静まり返った部屋に、私はただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
次の日、ナカム様からあのあとどうなったかを聞いた。彼女は国の幹部の命を狙った反逆罪として追放が決まったらしい。
部屋からはヒ素が見つかり、動機は自分より後輩の私が皆さんと関わることが多くなり気に食わなかったからだそうだ。
迂闊だった、私が近づきすぎたせいで皆さんを危険な目に合わせてしまった。あの騒動の後、すぐに謝罪をしたがみなさん、大丈夫だよ、というばかり。こんな目に遭ってしまったら原因でもある私にも処罰があってもおかしくないのに。
br「おはよう、Aちゃん。調子どう？」
『…おはようございます、ブルーク様。先日は大変申し訳ありませんでした。私が不甲斐ないばかりに』
br「気にしないで…と言っても無理だろうけど僕たちはもう大丈夫だからもうそんな顔しないで？」
そう言っていつものようににこりと笑うブルーク様。それでも心の引っ掛かりは取れないものでずっと罪悪感が残り続けている。せっかくブルーク様がいつもの調子を取り戻そうとしてくれているのに私は…まだ心の切り替えができないままだ。
『朝食の準備はできてます。行きましょう』
決めた、今日から皆さんとはあまり関わらないようにしよう。そうしたら皆さんを危険な目に遭わせなくて済むかもしれない。
そうして私は皆さんと関わることを減らした。
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わみん(プロフ) - るあさん» コメントありがとうございます〜！ わわっ！大好きだなんて…！それに私もあの場面は好きな場面の一つなのでそう言っていただけて嬉しいです…！😭✨ 更新はゆったりですが、最後まで読んでいただけると幸いです！ありがとうございました‼︎ (4月25日 5時) (
レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 新鮮な気持ちで見れました！この小説大好きです！更新応援してます、！個人的に主人公がまだ訓練してた時にご飯食べてたらshさんがいて初対面のshさんに怯える主人公のシーンがお気に入りです！ 最近またウィルス流行ってるらしいので体に気をつけて下さい、、！ (4月23日 1時) (レス) @page33 id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
るあ(プロフ) - 主人公が料理人って小説はたまに見かけるなーって思ったんですけどそれに加えて軍パロ要素が入ってる小説見かけた事なかったので(軍パロだと主人公がメイドなりスパイなりが多い印象) (4月23日 1時) (レス) @page33 id: cdc395c024 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - shion0702112さん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません…🙇そう言ってくださるとモチベがとっても上がっちゃいます…！ありがとうございます…‼︎😌✨一応終わりまでは考えているので最後まで見届けていただけたら嬉しいです☺️ (12月30日 13時) (レス) id: 325f8d942a (このIDを非表示/違反報告)
shion0702112(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて次のページめくるの物凄くわくわくしながら読んでました！ 更新待ってます...! (12月27日 23時) (レス) @page17 id: e2f39f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わみん | 作者ホームページ：
作成日時：2023年9月14日 22時
