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とばっちり ページ24

マス「ど、どういうことか全く分からないんですけど…」

女性はマステラの手をがっしりと握っている。つよい。

マス(痛い…)

やがてククリムが女性とマステラを引き離した。

「…トト落ち着いて彼女困ってるから。」
「あわぁっ…!ご、ごめん!!」

トトと呼ばれた女性は慌ててマステラから離れる。

マス(トトさん…っていうのか…)
  (力強いな…)

マステラは自分の手を擦った。

「ごめんね、この人力だけはあるから」
マス「い、いえ…」


「うぅ〜…」

トトはまだぐずぐずしていた。

「ほら、言うことあるんでしょ。早く」
「う…うん…」

何とか涙を拭い、トトは言った。

「私…私…!」








「あのウミネコはあなたがボッコボコにしたんだって思ってたの!!!!!!!!!」



マス「……」

マス「え…え、なん、…え?」

マステラの脳内は絶賛大混乱中だ。ソイヤソイヤと何かが飛び交う。


「詳しく言わないと分かんないでしょ」
「うん…あ…あのね…」


「私…初めて見たの、あんなに大怪我しているウミネコ…」
「だから私には…」




誰かがウミネコをタコ殴りにしたんだ!!!


「…としか思えなかった…」

マス(まじか…)
ククリム(馬鹿にも程がある)

「それで、あのウミネコを渡してくれたあなたが思い浮かんで…」
「つい…」





マス「…冤罪…」
「思考回路が単純過ぎるんだよトトは。」
「本当にごめん!!!!」


トトは深く深く謝った。

マス「い…良いですよ、別に…今は私を疑って無いんですよね?」
「ククリムが手術中に言ってくれたお陰で気付けたの…」

「これはどう見たって事故の傷痕でしょ…って」


マステラはまともな人間がいて本当にありがたかった。
もしかしたら、自分がトトにタコ殴りにされていたかもしれなかった。

マス「…ま、まあ、それなら別に…」
「!?ゆ、許してくれるの!?」
マス「許すも何も、別に私は怒ってませんしね?」
「………………ああああああぁぁぁぁぁ……!!」


「ありがとおおおおお!!!!!」

トトはマステラに抱きついた。
マステラが一瞬潰れた。

マス「あ…ぐっ、あ、…!!」
「馬鹿トト」

ククリムがまた引き離した。

「次はこの子が怪我するでしょうが」
「そ…そうだった…」

マス(………息が…)

ククリムが、ため息をつき言った。

「まあ、トトの問題を解決したとして、」
「ウミネコはどうするの?」


「…あ」
マス「ウミ…ネコ…」

ワガママ→←女医


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  • 恋愛運: ★★★☆☆
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設定タグ:マクロスΔ , 二次創作 , ワルキューレ   
作品ジャンル:アニメ
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ちゃまろ。 - ありがとうございます〜! (2019年10月20日 16時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ面白いです! (2019年8月23日 0時) (レス) id: cf65e5d56e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - なんかバグって更新されてませんでした…すいません! (2019年6月16日 13時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - 更新めちゃめちゃ遅れましたすいません!! (2019年4月24日 0時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - ありがとうございます…!!! (2019年3月19日 22時) (レス) id: 4a47a240b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃまろ。 | 作成日時:2018年7月26日 18時

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