私の歌を聴いときなさい ページ8
カナ「えっと、…オーディションの事?」
マス「そうです、それです。このチラシをたまたま拾ったので…」
マステラは、自分の服の中に手を入れた。ポケットを探しているらしい。
彼女の手の中には、丁寧に折り畳まれたチラシが入っていた。
三人「…あぁー…」
マス「どこでオーディションはやってるんです?ここ、初めてなので知らなくて」
カナメ、フレイア、レイナは顔を見合わせた。
カナ「…あのね、実は…」
カナ「これ、昨日なの。」
マス「えっ」
レイ「この子が新ワルキューレ…フレイア」
フレ「ど…どうも…」
マス「えっ」
マキ「フレフレーっ!大丈夫ーっ!?」
マキナと美雲が遅れてやって来た。ワルキューレ勢揃いだ。
フレ「マキナさん!美雲さん!はい、大丈夫です!」
マキ「良かった…ん?君は…さっき歌ってた子?」
レイ「彼女が助けてくれた」
マキ「そっかぁ!フレフレを助けてたの君だったんだ!ありがと♪」
マス「いえ」
マキ「ねぇ、四人で何話してたの?」
レイ「説明しよう」
レイナはマステラがここに来た理由を二人に話した。
マキ「あちゃー…そっかぁ…一足遅かったね…」
美雲「マステラ…よね」
美雲が珍しく口を開いた。
美雲「貴女はワルキューレにはなれないわ」
マス「!」
マステラは嫌な顔をした。美雲を睨んでいるようだ。
カナ「!美雲!」
美雲「貴女には力が無いからよ」
マス「…力が無ければ…ここまで来ません!」
マス「それは私が一番知ってる!」
美雲とマステラの言い合いが始まった。
マキ「すご…くもくもに言い返す子久しぶりだ…」
カナ「負けず嫌いなのね」
二人の言い合いが続く。すると、急にマステラは声を大きく張り上げた。
マス「分かりました!そこまで言うなら見せます!ここで!」
マス「今からオーディションしてください!」
マステラは高らかに宣言した。周囲はもっとざわついた。
フレ「えっ!?ここで!?」
すると、カナメの手に暖かい感触が来た。
カナ「えっ…何?」
手元を見ると、それは女の子の手だった。
女の子「あっ、…あのね!私も…ワルキューレにたりたいの!」
カナ「えっ」
女性「私もよ!私がオーディション落ちるなんて納得できないわ!」
カナ「ええっ」
だんだんオーディション志望の声が高まった。マステラは震えている。
マス「うるさい!!!!!」
マステラは叫んだ。一気に周囲は静かになった。
マス「今から私が歌うんです!黙って…」
マス「私の歌を聴いて!!!!」
路上オーディション コウシンオクレテスミマセン→←マステラ登場
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ちゃまろ。 - ありがとうございます〜! (2019年10月20日 16時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ面白いです! (2019年8月23日 0時) (レス) id: cf65e5d56e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - なんかバグって更新されてませんでした…すいません! (2019年6月16日 13時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - 更新めちゃめちゃ遅れましたすいません!! (2019年4月24日 0時) (レス) id: dc15b20d89 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃまろ。 - ありがとうございます…!!! (2019年3月19日 22時) (レス) id: 4a47a240b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃまろ。 | 作成日時:2018年7月26日 18時