陀 ページ9
コムイ「ん?修理。
ちょっとショッキングだからトラウマになりたくないなら見ない方がいいよ」
アレン「待っ…待って…」
顔を青ざめさせて怯えるアレンを余所に容赦なくイノセンスの修理を始める。
えげつない、何とも修理とは言いがたい音が鳴り響く。
リナリー「兄さん、この後あそこにいくんでしょ?
アレン君一応人間か検査しなくていいの?」
コムイ「ん?いいよいいよ。人間だから」
リナリーの問いかけに軽く答えるが修理の手は止まってはいない。
分からない。と言ったようなリナリーの顔にコムイは続ける。
コムイ「この世界で呪いなんて受ける種族は人間だけだからだよ」
アレンは既にショッキング過ぎたのか気絶寸前の酷い顔をして言葉を発しない。
修理が終わり起き上がれるようになっても抜け殻のようにフラフラとコムイの後ろをついて行く。
アレン(もう絶対腕壊すもんか)
途中そんなことを思いながらコムイとアレンはエレベーターに乗り、どんどん下へと下ってゆく。
大元帥「それは神のイノセンス
全知全能の力なり
またひとつ…我らは神を手に入れた…」
コムイ「さぁ、君の価値をあの方々にお見せするんだ」
突如アレンの後ろから複数の白い腕が伸びてくる。
複数の手がアレンを上へと持ち上げる
ヘブラスカ「イ…イ…イノ…イノセンス…」
ヘブラスカの複数の腕からさらに分裂して腕が枝分かれしてゆく。
次第にアレンの左腕のイノセンスへと侵入してゆく
言いようもない感覚に襲われるアレンは無理やりイノセンスを発動させようとするが先ほどの麻酔がそうはさせない。
コムイ「どうだい?ヘブラスカ?
この神の使徒は君のお気に召すかな?」
体の中をなにかに探られる感覚にアレンはついに無理やりイノセンスを発動させる
だが無理やり発動させたイノセンスは形を留めていない。
アレン「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ヘブラスカ「!…なんて子だ。
神経が麻痺してるのに無理しちゃだめだ…
落ち着いて…私は敵じゃ…ない」
額にローズクロスが浮かぶ。
アレンの額にローズクロスを押し付ける
イノセンスの発動も止まり、落ち着いてきたアレン
ヘブラスカ「2%…16%…30…41…58…78…83%!
もう平気だろう…
どうやら83%が今お前と武器のシンクロ率の最高値のようだ…」
アレン「シンクロ率…?」
発動の止まった左腕を見ながらヘブラスカに疑問を投げかける…
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伊東 灯 - 病葉ななみんさん» 頑張ってくださいね!(*^^*) (2016年10月24日 23時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
病葉ななみん(プロフ) - 伊東 灯さん» 応援ありがとうございます!拙い文章で、うまく描写出来るかも不安ですがよろしくお願いします(´∀`) (2016年10月24日 18時) (レス) id: 9aa0936552 (このIDを非表示/違反報告)
伊東 灯 - すでに心をガッシリ捕まれました…!続き楽しみにしてます! (2016年10月22日 22時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:病葉ななみん | 作成日時:2016年10月12日 7時