籌烹 ページ14
ｱﾚﾝが訪ねてきた時から数時間か立ち、教団を朝日が照らす。
夜の深い闇とは正反対の明るい光に目を細める。
ご飯を食べて仮眠を取ろうと決意し食堂へ降りる。
食堂には既にたくさんのﾌｧｲﾝﾀﾞｰとｴｸｿｼｽﾄが集っていた。
ｼﾞｪﾘｰ｢お次は何かしらー？｣
個性的な喋り方で呼びかける料理長のｼﾞｪﾘｰ。
もちろん男である。
A｢…ｻﾝﾄﾞｲｯﾁ｣
ｼﾞｪﾘｰ｢あら、Aじゃない？ｻﾝﾄﾞｲｯﾁお待ちどうさま。
…あんまり気負い過ぎたらだめよ？
隈、できてるわよ？｣
A｢…ありがとう。
大丈夫。私にしか出来ない事だから｣
ｼﾞｪﾘｰも名前を呼んでくれる数少ない存在。
ある事件の後、ｼﾞｪﾘｰだけは気さくに話しかけてくれる。
神田は普段からあんな感じだからわかりにくいが別に関係なく接してくれている
ｻﾝﾄﾞｲｯﾁを受け取り席へつく。
その後からｱﾚﾝが顔を出す。
ｼﾞｪﾘｰ｢ｱﾗん!?新入りさん？
んまーこれはまた可愛い子が入ったわねー！｣
ｱﾚﾝ｢どうも…初めまして｣
ｼﾞｪﾘｰ｢何食べる？何でも作っちゃうわよｱﾀｼ!!!｣
ｱﾚﾝ｢何でも…それじゃあ…
ｸﾞﾗﾀﾝとﾎﾟﾃﾄとﾄﾞﾗｲｶﾚｰとﾏｰﾎﾞｰ豆腐と
ﾋﾞｰﾌｼﾁｭｰと……｣
とんでもない量の料理名を連ねて、全部多めで。と つけたし。
さすがのｼﾞｪﾘｰもこんな細身にそんなに入るのかと不安になる。
ｼﾞｪﾘｰ｢あんた…そんなにたべるの!?｣
呆れなのか感激なのかつい言葉がこぼれる。
そのすぐ後ろで何やら怒声が聞こえる。
｢何だとｺﾗｧ!!!
もういっぺん言ってみあがれああっ!!?｣
｢おい、ﾊﾞｽﾞ！！やめろ！｣
ﾌｧｲﾝﾀﾞｰふたりがｴｸｿｼｽﾄ1人に突っかかっていた。
神田｢うるせーな｣
蕎麦を食べ終えたであろう神田が箸を置いて言い返す。
神田｢飯食ってる時に後ろでﾒｿﾒｿ死んだ奴らの追悼されちゃ味が不味くなんだよ｣
そんな神田達を食堂の端の方で少しずつｻﾝﾄﾞｲｯﾁを食べながら見ているA。
ﾊﾞｽﾞ｢ﾃﾒｪ…
それが殉職した同士に言うｾﾘﾌか！！｣
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伊東 灯 - 病葉ななみんさん» 頑張ってくださいね！(*^^*) (2016年10月24日 23時) (
レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
病葉ななみん(プロフ) - 伊東 灯さん» 応援ありがとうございます！拙い文章で、うまく描写出来るかも不安ですがよろしくお願いします(´∀`) (2016年10月24日 18時) (レス) id: 9aa0936552 (このIDを非表示/違反報告)
伊東 灯 - すでに心をガッシリ捕まれました…!続き楽しみにしてます! (2016年10月22日 22時) (レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病葉ななみん | 作成日時：2016年10月12日 7時
