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29(ё) ページ29

すずside

ハイカラさんに自分の家の住所を伝え、車に乗り込んだ。

今日は色んなことがあった。

キュウソのワンマンを初めて見れたし、
ゲリラ豪雨だったけど虹も見れたし、
セイヤさんとヨコタさんは私に目線くれたし、
それ以上に今、私はその人達の打ち上げに来ているんだ、と言うのも信じられないくらいだ。
その打ち上げでもいろんなことがあった。
ソゴウさんが怒った。
セイヤさんがどっかに行った。
オカザワさんは飲み物零した。
走馬燈のように、今日あったことが頭を駆け巡った。


それにしてもハイカラさんの運転はうまい。
すぐに眠くなって来てしまい、睡魔に襲われたが、睡魔に負けた隣の彼女のことを見ていると、瞼は途端に重くなった。視界がぐにゃりと曲がり、意識が飛んだ。


次に目を開た時、体だけが揺れ、
車は停まっていた。
セイヤさんが目の前にいて、あまりの近さに驚いて目が覚めた。

「「ぬわっ!」」


反射的に私とセイヤさんが離れる。

途端に足音がこちらに向かってくる。

ハ「ここであってるかな?お友達は先に返しちゃったよ!」

「了解です…はい…確かにここでございます…」

ハ「どうしたのそんな丁寧語で笑」

視線をハイカラさんからセイヤさん移すとセイヤさんも唖然とした表情でこちらを見ている。

「ちょっと事故っただけですはい。それじゃ!ありがとうございました!また誘ってください!」

一言そういって私は逃げるようにその場をあとにした。

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ネズミちゃん - お話拝見しました!これからの展開がとても気になりますね!それに洋平さんも出ててイケメンパラダイスなところがとても魅力です! (2016年11月22日 6時) (レス) id: 52fc4bbb8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かな | 作成日時:2016年8月8日 2時

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