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17(ё) ページ17

ソゴウside

セイヤはスマホに目を通すと、ぱぁっと明るい顔をするかと思えば、すぐに表情を一変させた。

(うわぁめんどくさいパターンのやつやん…)

セイヤは女の子にフラれるといつもこうなる。

(今はバンドとしても大事なときやのになぁ…)

セ「....」

ソ「何?どうしたん?」

渡された画面を見た。

すずホントですか、、!行きます!行きたいです!!

すずあの!よければ連れていきたい人が居るんですが、一緒に行っても構いませんか?!

ソ「なんも無いやん、良かったやんきてくれるて。」

セ「いや、よく見ろや…連れて来たい人って、これ絶対男やん」

ソ「いやもうしゃーないやん、JKやぞJK。男の1人や2人くらいおってもおかしないやん」

セ「そやな…ソゴウ返してくれへんいい感じに。」

ソ「はあ…」

俺はそう言われて、抵抗はしなかった。事は早く納めたほうがいい、と思ったからだ。
俺はセイヤの口調でまたLINEを打つ。

セイヤ ヤマサキおーん!来てくれるんか!サンキューな!もしかして彼氏か〜(ё)

(いや、三十路のおっちゃんがコレはキモい。)

セイヤ ヤマサキおーん!来てくれるんか!ありがとう!お友達かい?(ё)

ソ「これでええ?サラッと聞く感じ。」

セ「おん、サンキューな。」

と、返そうとすると、すぐに返事が来た。

すず彼氏です。なんて言ったらどうします?笑笑

(マズい…非常にマズイぞ…)

セ「どないしたん?」

と、セイヤが言うと同時にまた返信。

Aまぁ、そんなんいませんけどね。。笑笑友達ですよ女の子の!

(よっしゃ!)

ソ「女の子や!セイヤやったやん!彼氏おらんて!」

ついつあ俺まで嬉しくなってもうた。

セ「ホントか!マジでか?!キェェェェェ!ソゴウありがとな!」

ソ「いやいやそんな。」

そして俺らは男の友情(?)熱いハグを交わした。

?「何してるんスか笑」

(その声は…!)

声のする方を見ると予想通り。

セ「オカザワ!これはな熱い友情の抱擁や!」

(慣れないことをしてしまった…)

オ「はぁ、、笑セイヤさんはわかるけどソゴウさんがやるって珍しいっスよね笑 柄でもないww」

ソ「俺だってハグの1つや2つするわ!」

セ「あれやろ、ソゴウの場合貝やろwwこないだ練習の時、『身ぃでて来ぃひんねん』て言うてたやんなぁ、ラッコおじさんw」

ソ「誰が近所の変なラッコおじさんや!」

面倒なことになったぞ…

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ネズミちゃん - お話拝見しました!これからの展開がとても気になりますね!それに洋平さんも出ててイケメンパラダイスなところがとても魅力です! (2016年11月22日 6時) (レス) id: 52fc4bbb8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かな | 作成日時:2016年8月8日 2時

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