14(ё) ページ14
sideすず
JAPAN JAM BEACHの翌日。
私は未だにセイヤさんと連絡を取っている。
セイヤさんは兵庫県に住んでいて、私は東京に住んでいるので、多分今後、直接会って話す機会は中々無いだろうけどとても仲良くなれた気がする。
【学校】
(キーンコーンカーンカーン)
「ぬぁぁぁ!やっとおわった!あや!一緒に帰ろ!」
あ「うん!いいよ!帰ろ帰ろ!」
私はいつも帰りの方向が一緒なので、あやと一緒に帰っている。
あやは私と同じ音楽が好き。
クラスの子は多くがバンド好きで、あやもその1人だ。
(ブーッブーッ)
(ん?だれかな?)
LINEを開く。
セイヤさんからだった。
長々と続いている他愛もない会話の返信だった。
私がそれに返信しようとすると、あやが、「だれからー?」とLINEをのぞいてきた。
「んー?知り合いからだよー!」
と、返事をしてもあやからは何も帰ってこなかったので、あやの顔を見ると、あやは驚きの余り言葉を失っていた。
今となっては、セイヤさんとLINEすることは当たり前のことだったので、一瞬何に驚いているのかがわからなかった。
「あぁ、驚いた?そうだよ、セイヤ ヤマサキ って、キュウソのセイヤさんだよ笑」
と、返すと、あやはもう泣いていた。
あ「なっ、なんでセイヤさんのLINEしってんの、、」
「いや、色々とあってね」
あ「そのいろいろが知りたいんだって、、!」
「ごめん、じゃあ絶対に驚かない?あやにだけしか教えないからね?」
あ「うん、絶対驚かない」
「[Alexandros]ってわかる?」
あ「うん、大好き超絶愛してる」
「私、そのドロスの川上洋平の近い親戚なの。」
あ「えぇ〜!!?!…おっ…驚いてないよぉ〜笑」
(いや、絶対驚いてる笑笑)
「それで、こないだのJAPAN JAM BEACHのバックステージにいたんだけど、キュウソがかっこよくて、洋平にお願いして、キュウソのセイヤさんと、ヨコタさんに会わせてもらって。で、その時にLINE交換してもらったの。」
あ「いいなぁぁぁぁ!えっじゃあ今度洋平さんに会わせてよ、いやお願いいたします。」
「機会があったらね笑で、その時から続くセイヤさんとのLineが今来たってこと。」
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ネズミちゃん - お話拝見しました!これからの展開がとても気になりますね!それに洋平さんも出ててイケメンパラダイスなところがとても魅力です! (2016年11月22日 6時) (レス) id: 52fc4bbb8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かな | 作成日時:2016年8月8日 2時