__4 ページ18
・
それからしばらく経った日、私は二葉先輩に呼ばれて教室ではなく、倉庫室に行った。
どうやら二葉先輩は“友達かも?”で繋がった中学時代の同級生とデートに行くことになったらしく、それが誤爆で野郎組の先輩達にバレたみたい。
ここまではお兄ちゃんに昨日聞いたんだけど…
五島「何だよ相談って。てかなんでAちゃんいんだよ」
二葉「僕が呼んだんだ。目には目を、歯には歯を。女子には女子を!」
A「私のことはいいんで、気にせず続けてください」
二葉「昨日の誤爆通り、今度の木曜、僕は中学時代の同級生、倉木ユリさんとデートすることになりました!彼女と正式にお付き合いできるかどうかは、このデートにかかっているわけです!そこで皆さんに、お願いがあります!僕に、デート代を看破してください!」
五島「は?」
一条「なんで俺達が?」
二葉「Aちゃん以外が1人100円でいいんだ。そしたら駅前のカフェ、白樺で、コーヒー250円、ケーキセット450円、計700円を頼むことができる!」
五島「ふざけんな。なんで俺達がお前のコーヒー代やらケーキ代出さなきゃいけねぇんだよ」
八代「だいたいお前、女子とSNSで繋がってんの俺達に黙ってたくせに。この卑怯者が」
四谷「え、そんなに悪いことかな…」
三村「シッ」
私も四谷先輩に1票です。
五島先輩と八代先輩は女子への気持ちが人一倍強いんだ。たぶん。
五島「そんで?誤爆したついでに、デート代看破してくれってのは都合が良すぎんじゃねぇのか」
一条「そもそも700円くらい自分でさ」
七瀬「もうさ、金欠なら公園で缶ジュースでいいんじゃない?」
A「別に人にお金出してもらってまでカフェ行かなくても、女の子は怒らないと思いますよ」
二葉「…ちがう。ないんだ!僕、小遣いもらってないんだ。金欠どころか、ゼロなんだ!」
・
1075人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まれぴゅま(プロフ) - Shiiさん» リクエストありがとうございます!少し遅くなるかもしれませんが書かせていただきます! (2019年9月8日 8時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
Shii(プロフ) - 番外編のリクエストなんですけど、やっしーといい感じになりたいです。キュンキュンしたいです。ツンデレcoupleみたいな感じで!やっしーだけにみせる顔的な! (2019年9月8日 2時) (レス) id: 907d8d54af (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - ありがとうございます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - すずかすてら。さん» リクエストありがとうございます!!かしこまりました!!移行後書きますね!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - 番外編のリクエストいいですか?五島くんといい感じになるのが見たいです… (2019年8月7日 13時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まれぴゅま | 作成日時:2019年7月28日 13時