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昼休み。


お昼は大抵お兄ちゃんと七瀬先輩と屋上にいることにしてる。




2人が教室まで迎えに来てくれて、3人で屋上に移動していた。






一条「1クラスだけ男子オンリーの組ってもう嫌がらせだろ」

七瀬「まぁみんなすぐ女子いないの慣れちゃったけどね。もともと真面目で大人しい奴とか。何故か自信満々で向こうからのモーション待ちの奴とか」




話していると、朝みたいにお兄ちゃんがいきなり窓の外を見て張り付くように覗き出した。






七瀬「どうした?」

一条「矢澤さん…」

七瀬「あの子が何?」

A「知り合い?」

一条「矢澤さんはな、1年の時俺と同じクラスで、明らか俺に惚れてたんだよ」

七瀬「告られたの?」

一条「いやないけど。なんか、目合うと突然パッと逸らされてさ、なんか分かんじゃんそういうの。…なぜだ、なぜあんな地味な奴に」

七瀬「気のせいだったんじゃない?」

A「私も勘違いだと思うよ」





一条「なぁ七瀬。俺は彼女を作るのは2年がベストだと思っていた。受験勉強もまだ始まる前だし、1年の頃よりもっと可愛い子に出会えると信じてた。それがどうだ?男だけの野郎組にぶち込まれて、付き合うどころか女子との接点すらなくなってしまった」

七瀬「そういや俺最近Aちゃん以外の女子と話したのいつだっけな」

一条「俺もお前も、そこそこモテそうなのに彼女ができないのは、野郎組にいるせいなんだよ」

七瀬「…そうかな」

一条「俺はまだ彼女を作るのを諦めてない。野郎組でも何かきっかけさえあれば…」

七瀬「無理でしょ。早く1年経ってくれねぇかな」









私なんていないみたいに話を進めていく2人。

当たり前だけど、クラス替えを嘆く七瀬先輩に、恋愛対象としてナシと言われているみたいで。



七瀬先輩は野郎組のままでいいのに、

話す女子が私だけならいいのに、

なんて。







最低な願い事をしてしまった。






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まれぴゅま(プロフ) - Shiiさん» リクエストありがとうございます!少し遅くなるかもしれませんが書かせていただきます! (2019年9月8日 8時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
Shii(プロフ) - 番外編のリクエストなんですけど、やっしーといい感じになりたいです。キュンキュンしたいです。ツンデレcoupleみたいな感じで!やっしーだけにみせる顔的な! (2019年9月8日 2時) (レス) id: 907d8d54af (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - ありがとうございます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - すずかすてら。さん» リクエストありがとうございます!!かしこまりました!!移行後書きますね!! (2019年8月7日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら。 - 番外編のリクエストいいですか?五島くんといい感じになるのが見たいです… (2019年8月7日 13時) (レス) id: da279ac280 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まれぴゅま | 作成日時:2019年7月28日 13時

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