狂喜 ページ10
鬼「鬼舞辻!鬼舞辻無惨ねぇ!!アハハハハハ!!
あぁ平気!安心よ!素晴らしいわ!!気分がいいから聞かせてあげる!私は1年くらい前にここに来た!!突然だったわぁ…!!
その瞬間体が軽くて軽くて!あの恐ろしかった方を気にしなくてもすむのよ?夢見たいじゃない!
つい食べちゃった!はしたないわよね!!」
食べちゃった_?
反省の無いような声色で、嬉しそうに語る鬼
…巫山戯んなよ。
鬼「あははは!!_あら、凄い殺気。怒っちゃったの?えぇと、こういうのは宥めてあげなきゃよね!
ほぉら此方においで?
食べたらお母さんと一緒になれるわ!大きく強くなれるの!安心よ〜!!」
_ギリッ
落ち着け。流されるな。
巨体の癖に、お母さん気取りで人を食べているのか。
手といい、声といい、大きさといい、いちいち癪に障るよ本当。
こんなデカ物を一年も放置していたなんて…
_いやまさか。
大きくなったのか?
『_もしかしてお前、食った分だけ大きくなるのか?』
鬼「あら、うふふ大正解よ〜!!ねぇ鬼狩りさん、こんな所で会えるなんて不思議な縁よ!だからアタシの子供にしてあげるわ!!」
いちいち頭に響く耳障りな声でそんなことを言いながら、大きな手が周りに三本生えて一斉に攻撃してきた。
『_巫山戯んな!!』
迫る手の気配から迷わず跳躍
両腕を細かく刻み、鬼との距離を詰める。
『そんなことよりその体の大きさ…お前一体何人の人を食った!!』
鬼「あはっ強いわぁ!何人かなんてもう覚えてるわけ無いわよ!子供は多ければ多い程イイものね!
それにしても、貴方もしかして柱?これでもアタシ十二鬼月だったのよ〜?なんと下弦の壱!凄いでしょう!!」
『…下弦の壱、ね』
あの時、無限列車で少年達が倒した鬼は確か下弦の壱だったと聞いている。
1年前と言えば無限列車よりも前だ。
じゃあその下弦の壱の前から此処に居たのか?
考えるうちに、八方から一斉に攻撃される
『…チッ』
少し掠った。
此奴いったい、腕何本出せるのさ
鬼「あっははははは!!!!」
『高笑いするなよ五月蝿いなぁ!!!』
骨にまで響くよ巫山戯ろ鬼が((
口が悪いって?
少しくらいイイじゃんか鬼なんだし。
長期間の暗闇とか、動けないもどかしさとか、骨折の痛みとか、色々な不満が溜まってるんだよ
…うん。
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イチゴミルク(プロフ) - 受験頑張って下さい!!それと,この作品本当に好きで,とっても面白いので出来る時に更新頑張って下さい!!!応援してます〜! (2021年9月14日 19時) (レス) id: 9f32c5ebed (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 受験お疲れ様でした?小説の続きも頑張ってください (2021年3月17日 6時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 私も受験生なので頑張ってください (2021年2月13日 9時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
あおり(プロフ) - 私も頑張りますので! (2020年11月20日 7時) (レス) id: a183b3bfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - あおりさん» うっ、合否…ハイ。良かったらお伝えします…ハイ。頑張る (2020年11月20日 7時) (レス) id: 6412d0e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇月 x他1人 | 作成日時:2020年8月4日 8時