狐と異空間 ページ42
谷崎「ナオミ矢ッ張り社に戻るンだ…危険すぎる」
ナオミ「建物ごと消せるんだから何処に行っても同じよ。ねー敦さん！」
敦「ま、まぁ…」
谷崎「敦君！君と違って妹には異能力は無い！足を引っ張る」
『＿どちらの言い分も分からなくは無い。
だがまぁ、僕の近くに居れば少なくとも生かしてはやれるぞ』
＿＿“人として”生きられるかは分からんけどな。
ナオミ「Aさんもこう云っているんですし!それにナオミの云うことは何でも聞くと云ったじゃない！」
谷崎「あれはお前が無理矢理＿
あｯ!……何デモアリマセン」
『一体何をやっているんだ君たちは…』
気になる…が、まぁ人には人の事情がある。
いつか云ってくれればスッキリするだろう
＿にしても街中は好きじゃ無いな。
敦「＿ところでAさん、ずっと気になってたんですけど、其れって何ですか？」
ナオミ「Aさんの其れ、とてもお似合いですわ！」
二人は僕の耳に目を向ける。
『そうだろう？これは確か“へっどふぉん”という音楽機器だ。人はこれで曲を聴くらしい』
谷崎「何を聴いてるんです？」
『ん？あァ僕は何も流して無いよ。耳元で音を流すなんて、煩くてたまらないからね。
此れは防音を兼ねた装飾品とでも思ってくれ』
敦「あー成る程」
信号の音、車の音、人の足音や声、工事現場の騒音、空を飛ぶ乗り物の音、他にも服の擦れる音から心音まで。
ありとあらゆる音が聞こえる僕の新しい対策さ((
谷崎「兎に角危険だから戻るンだ」
ナオミ「あらあら、何なら昨日の懇願をおも」
「「…？」」
『＿ｯ!ナオミちゃん!!』
会話の途中、後ろを歩くナオミちゃんの気配が一瞬にして消えた。
谷崎「＿ナオミｯ!?」
敦「まさか＿!」
『たった一瞬で完全に気配が消えた！間違いなく異能力者の仕業だ！』
谷崎「莫迦な＿何の気配も無かッたぞ！＿ナオミｯ!!」
『おい、離れるな!!』
敦「谷崎さん危険です！」
谷崎「ナオミを返せ！っ＿＿ｯ見つけた!!」
『谷崎君＿！』
「＿＿遊びましょ！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者より。
文ストのわん！がアニメ化するんですってね!!
ってことでキリの良いところで番外編入れます
それと、太宰さんとか中也さんとか、誕生日を小説で祝えなくてごめんなさい！
口頭では祝ったので!ハイ!!←
では、引き続きお楽しみ下さい！
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Ｒ−アル−(プロフ) - ・・・・最ッッ高・・・・・ 此れはヤバい、語彙力が逝く・・・！！ (2020年5月15日 11時) (
レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 一気読みして来ました、最ッッ高でした！！続き楽しみにしてます！ (2020年5月13日 2時) (レス) id: 5c454f868c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇月 x他1人 | 作成日時：2020年4月25日 2時
