第十五話 ページ17
『あの〜シャオロンさん？』
「うわぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ！！」
しゃがみこんでいる彼の肩を軽く叩くと、シャオロンは叫び声を上げて後ずさりをした。な、なんかごめん…
『さっきのことだけどさ』「あーー！！冗談だって！まさか信じてたん！？俺がお前みたいなの好きなわけないやろ！！」
先程の彼の言動について聞きたかったのだが、聞く前に遮られてしまった。
さらに、シャオロンはさっきの告白(仮)を完全否定した。これではまるで私が勘違いしているようではないか。
…そして私が何より言いたいのが。
『ってか、アンタのせいで
「なんで謝らんといけんの！？元々アイツらが悪いんやろ！！俺悪いことしとらん！！」
『どっちもどっちや！！ゾム達に迷惑かけたのは変わらんやろ！ボケナス！！！』
「んだと！？ボケナスは余計やろバカタレェ！！」
一言言ってやろうと思ったのだが、口論に発展してしまった。
ハァハァと息切れするまで言い合うと、急に静かになった。何をやっているんだろう、私は…
ごめん、と謝ろうとしたその時、生徒会室方面から死ぬほど聞き覚えのある声が響いた。
「Aッ！！！！帰ってこい！！！！」
「シャオロン出てこいやァ！！！
「A〜！！！ちょっと話したいことあんねんこっち来てくれん〜！？」
「「「ﾋｪｯ・・・」」」
見事にシンクロする。ここの思考は同じなようだ。
『やばくね？』
「やばいな」
『逃げよか？』
「逃げよ逃げよ」
今までの口論が嘘のように意気投合した私とシャオロンは、ダッシュで校門へ走った。
このまま平和に過ごせたらいいのに、なんて。
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しろごま - くそ、くそ、くそぉぉ〜！（机を叩く音）なんでここで終わりなんだよ！決め台詞言って終わりとか神呂木さん鬼ですか！？絶望で夜しか眠れなくなっちゃったじゃありませんか！ (2022年5月30日 18時) (
レス) @page25 id: 1fca91c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
hatunefran(プロフ) - 終わりになっていたことにショックを受けた… (2019年4月15日 20時) (レス) id: 674bbad439 (このIDを非表示/違反報告)
神呂木(プロフ) - 柏餅さん» コメントありがとうございます！はい、チェンジして頂いて構いませんよ！ (2019年2月3日 22時) (レス) id: 191ae7eb34 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 質問なんですが設定の部分に［２つ結び］と書いてますが好きな髪型にチェンジしちゃってもいいんでしょうか？ (2019年2月3日 19時) (レス) id: c74d1b8066 (このIDを非表示/違反報告)
神呂木(プロフ) - すはまろさん» ありがとうございます！ぜひお願いします！！ (2019年1月31日 22時) (レス) id: 191ae7eb34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神呂木 | 作成日時：2018年11月22日 21時
