第十四話 ページ16
大変お待たせいたしました…！今回不人気さんがめっちゃディスられるので推しの方は覚悟して読んでください。
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「好きな奴」…彼は確かにそう言った。
ちょっと待って？？
え待って私遠回しに告白された？
頭の中がグルグル(ッペン)する。脳内が「待って」で埋め尽くされていく。
言った張本人、シャオロンは顔をリンゴのように真っ赤に染めて、「いやあの、その、あの」と混乱している。
「も、もう練習終わりやろ！？俺用事あるから！じゃあな！！」
逃げるように生徒会室から出ていったシャオロンを、皆は呆然と見つめていた。
「えーっと、色々ツッコミたいところがたくさんあるんやけど」
控えめに挙手をしながら言う鬱先生。それに賛同するようにロボロも口を開く。
「とりあえず今日の練習は終わりってことでええねんな？」
うん、と皆が頷く。3人を除いて。
ぞわあっと鳥肌がたつ。3人から感じる殺気が尋常じゃない。
「は？Aは俺のもんっていつも言ってるやんあのクソ野郎なんでわかんねーんだよ俺だけのAに手ぇ出すないい加減にしろやっぱり俺の部屋に閉じ込めた方がええな手錠でもして俺のそばにいさせた方がAも俺も幸せやろ」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
「もう何ほざいとんのシャオロン〜笑えない冗談めう！…ふざけんのも大概にしろよお前にAの何が分かるんや俺の方が数倍も数百倍もAのこと知ってるのに部外者は口出すなてめぇにAを愛す資格はない散れ」
これ全部一息で言ってるのすごいよなあ…ってそうじゃない！！
すぐに分かる。これは本当にまずい。いや、マジで。
他の皆もさすがにやばいと思ったらしく、ゾムやエーミールが3人を止めに入っている。
ギャーギャーと怒鳴り散らすグルッペン達と、「落ち着け、落ち着けって！」と必死に彼らを止めているゾム達。
ここは皆に悪いけど、逃げさせてもらおう。
スクールバッグを素早く取り、走って昇降口へ向かった。
1階に降りると、下駄箱の前でしゃがみこんでいるシャオロンの姿があった。
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しろごま - くそ、くそ、くそぉぉ〜！（机を叩く音）なんでここで終わりなんだよ！決め台詞言って終わりとか神呂木さん鬼ですか！？絶望で夜しか眠れなくなっちゃったじゃありませんか！ (2022年5月30日 18時) (
レス) @page25 id: 1fca91c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
hatunefran(プロフ) - 終わりになっていたことにショックを受けた… (2019年4月15日 20時) (レス) id: 674bbad439 (このIDを非表示/違反報告)
神呂木(プロフ) - 柏餅さん» コメントありがとうございます！はい、チェンジして頂いて構いませんよ！ (2019年2月3日 22時) (レス) id: 191ae7eb34 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 質問なんですが設定の部分に［２つ結び］と書いてますが好きな髪型にチェンジしちゃってもいいんでしょうか？ (2019年2月3日 19時) (レス) id: c74d1b8066 (このIDを非表示/違反報告)
神呂木(プロフ) - すはまろさん» ありがとうございます！ぜひお願いします！！ (2019年1月31日 22時) (レス) id: 191ae7eb34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神呂木 | 作成日時：2018年11月22日 21時
