【忍たま】豆腐嫌いな少女が忍術学園に来た話。〜3〜

81話 ページ25

「ごめんなさいいいいいい」




「まったくだ！他の男と何してるんだよ！」




「だってぇ、もうすぐ卒業しちゃうし…」





「だからって…」




「…泣」




「はぁ、もういい。これからあまり会わないことにしよう。」



えっ、



「それって…」




「正式には別れないが…Aにはもう少し反省してもらう。」



そ、そんな…



「じゃ、そういう事だから。」




数分前の私を殴りたい。



「嘘でしょ…」




〜〜〜〜


「って事なんですけど、尾浜さぁあん！！」



「へぇー、兵助がそんなこと言うんだ…」



「感心しないでください！」



尾浜さんはこう言う時にものすごく力強い。
たまに嫌な時があるけどね←



「うーん…兵助も数日したら謝ってくるだろうからそれまで待ってれば？」



「ですよねー、はぁ…」




「ため息すると幸せが逃げるよ。」




「幸せが逃げたからしてるんですよ。」




「なるほど。」←




「じゃなくて…！！同室の尾浜さんなら兵助がここ最近私のこと話してるか知ってるかなって…」




危ない危ない…
尾浜さんのノリにのってしまうところだった…




「ううん。何も言ってないよ。」




「そっかー…ありがとうございます。私、そろそろ行きますね。」



「はーい。またいつでも来てね。」




私は返事をして尾浜さんの部屋を出た。



何も…言ってないのか…




(ごめん。A。兵助、毎日のように話してるよ。)

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