その少女再会を ページ5
41番グローブ
「おれは海岸へ行きたい。釣りをしてェんだ……」
「駄目だ!!クソ野郎」
道のど真ん中で二人の男たちの言い合う声が響く
一人は草木のような緑の髪
一人は太陽の光のような金色の髪
周りの人目も気にせず言い合う二人に一つの影が近寄って行く
「だいたいてめぇはｯーー痛ってぇ!!」
振り上げた足を緑の髪の男に振り下ろそうとした男は背中にぶつかった��ソレ��に声を荒らげた
「なんだおめぇーーーってお嬢か!!?」
後ろを振り返り男は目を見開いた
背中にぶつかった薄緑のマントをかぶった��ソレ��は一人の少女であった
『久しぶり!!……ゾロ!!サンジ!!』
男から目を離しその少女を見た緑の髪の男は薄く笑顔を浮かべた
「久しぶりだな、A」
『元気だった？』
満面の笑みを浮かべる少女もといA
麦わらの一味の記録士
精霊の乙女と異名をつけられた賞金首
それがこの少女であった
そしてこの二人も麦わらの一味のゾロとサンジ
二年ぶりの再会にそれぞれお互いを見合う
「お、お嬢……」
『なぁに？サンジ』
「一段と可愛くなりやがって!!!!」
目にハートを浮かべるサンジをゾロは冷めた目で見る
『二人もこの二年間でいい意味で変わったね』
つもる話はいろいろある
だが今はそれを話し合う時ではない
そう思ったAはその場を後にしようとする
それをサンジは止めた
「船に行かねぇのか？」
『ちょっとまだ用事があるの。先に言ってて』
「分かったが、気をつけろよ？」
『そっちもね!!』
ひらひらと手を振って今度こそAはその場を後にしたのだった
ーーーーー
47番グローブ
麦わらの一味の��ニセモノ��の一人、麦わら帽子の男は部下へと指示を出していた
「��鼻の長ェ男��……!!��オレンジの長髪女��…………!!��でけぇリュックのマント小僧��…!!この3人見つけ出し��麦わらのルフィ��に楯突いたことを後悔させてやるんだ!!」
「おう了解」
不機嫌な顔のまま指示を出す男はわめくトナカイのような生き物に気づく
どうやら攫われたロビンを助けに行けと言いたいようだ
だがそのロビンもニセモノ
男には助けに行く理由がない
どうせ替えのきく��そっくりさん��なのだから
動こうとしないニセモノルフィに動揺を隠せないその動物は走り去ってしまった
「なんだ…あの生き物は…。まぁいい、言い忘れるところだった。��薄緑のマントのガキ��そいつも必ず連れてこい!!」
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歌和月(プロフ) - ほうじ茶さん» ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします (2018年1月16日 0時) (
レス) id: 89164110a3 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶(プロフ) - 面白すぎて一気に読んでしまいました！更新楽しみにしてます！ (2017年12月24日 17時) (レス) id: d5dae34659 (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - ピースさん» コメントありがとうございます。どう書こうか、このまま書いても…と自身を無くしていたのでコメントが来たのでやる気も出、自信も出てきたので一気に3ページも自分の書きたいように書けましたありがとうございます^^* (2017年12月22日 22時) (レス) id: 8cd538f5d8 (このIDを非表示/違反報告)
ピース(プロフ) - 早く続きをみたいです。 (2017年12月22日 14時) (レス) id: fa425b4f2d (このIDを非表示/違反報告)
歌和月(プロフ) - ジュリさん» ありがとうございます!!出来るだけ早く更新できるように頑張っていきたいと思います (2017年11月4日 22時) (レス) id: cdc15aa4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌和月 | 作成日時：2017年10月22日 0時
