水と愛 ページ3
水と愛
りつやside
「はぁ、、また俺の所為で…」
一時間前
「はぁ？りつやになにがわかるってゆうべ？」
「だから俺はお前を心配して「りつやは俺の母ちゃんでもなんでもないのにか？」
「恋人ではあるし親友だと思ってる」
「もうお前なんかどーでもええよ！」
「おい！どこ行くんだ！」
「どこでもいいだろ！」
喧嘩する事は良くある
家を出て行った事も。
きっとあそこやな、あいつ気が沈んでる時あそこに居るから
でも、あいつ水分とってたか…？
心配やしペットボトル持ってこう
はぁやっぱここにいた。
って今にも倒れそう。
うわっ倒れっ！
…ギリギリの所でみつを支え、倒れずにすんだ。
「…りつや、、」
「これで何回目や？」
「ごめん、」
「いつも言ってるやろちゃんと水分補給しろって」
「うん、、」
「ほらこれ飲みぃ」
そう言って顔の前にペットボトルを差し出した。
みつは美味そうに中の水を飲んでいく。
半分は飲んだだろう。
「大丈夫か？」
「…うん」
「こっち向きぃ。」
一段と低い声でみつを呼んだ。
「なんで怒ってるか分かるか？」
みつ静かに首を縦に振る。
「何回も言うたよな。」
「はい、、」
「もうせえへんって言ったな」
「…はい。」
「じゃあなんで倒れそうになったんや？」
みつ…泣きそうやな。
でも…俺はみつに危険な目にあってほしいないんだ。
「ごめんなさぃ
りつや俺が悪かったって分かってる
けどでも…うぅ」
泣き出した。
「でもなんや？」
「構って…欲しくて…おれ、、ばかみたいで、、ほんと、、寂しくて、」
「俺だって、」
みつに聞こえないような小さな声で言う。
「え？」
どうやら聞こえなかったようだ。
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作者名：わかきな | 作成日時：2020年4月28日 16時
