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山田side







知念と薮ちゃんに背中をおされて伊野ちゃんの家に向かう



早く、早く会いたい



そして、好きだよって。前から好きだったんだよって伝えたい





この角を曲がればもう伊野ちゃんち





伊野ちゃんの家が見えて、インターホンの前に立つ




これを押したら、伊野ちゃんに会える


好きだよって伝えられる





ピンポーン





伊「はーい」


伊野ちゃんの声だ、


山「伊野ちゃん、あの…」


伊「あれ、山田じゃん
ちょっと待ってて、今開ける」



山「うん」




ガチャ



伊野、ちゃんだ



伊「山田、どうした…」


山「伊野ちゃん!」



気づいたら伊野ちゃんに抱きついてた



ガチャン、と後ろでドアが閉まる音が聞こえる



伊「どうしたの山田、とりあえず中入っ…」



山「好き、」



伊「へ?」



山「…え?」




もっとゆっくり伝えるはずだったのに


抱きついたら好きが溢れちゃった




山「えと、あの…」




もう、この際どうにでもなっちゃえ!




山「俺、伊野ちゃんが好き

ずっと前から、好きでした」




ちゃんと目を見て言おうと思って伊野ちゃんから離れる



さっきまで伊野ちゃんの温もりを感じてたからすこし寂しい





伊「ふふ、やっと言ってくれたね」



山「うん、」




伊野ちゃんが微笑んで、伊野ちゃんの手が、指先が俺の頬にふれる




伊「部長は?知念は?」



山「知念と薮ちゃんが背中を押してくれたの」



伊「そうだったんだ」





そう、伊野ちゃんが言うとうっとりした目で俺を見つめて、


伊野ちゃんの顔が近づく



え、うそ!?も、もう!?




山「い、伊野ちゃんまって!!

まだ早くない!?」



すると近づいてくる伊野ちゃんの顔がピタリと止まる



伊「えー、そう?」




山「そうそう!!、」



伊「じゃーキスできるようになるまで俺がんばろ」



山「はは、がんばれー」

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作品ジャンル:恋愛
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(名前)涼くん愛!(プロフ) - いえ!どういたしまして!もちろんです! (2018年3月29日 8時) (レス) id: c56b037121 (このIDを非表示/違反報告)
-aj(プロフ) - (名前)涼くん愛!さん» ご指摘ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします! (2018年3月28日 22時) (レス) id: 401ddfa293 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)涼くん愛!(プロフ) - 伊野ちゃんの年齢が16歳になっていますよ〜!この作品、面白くて大好きです(≧▽≦)更新頑張ってください! (2018年3月28日 22時) (レス) id: c56b037121 (このIDを非表示/違反報告)
プラトン - 一目惚れ系大好きです!続き楽しみにしてます! (2018年3月21日 8時) (レス) id: b3dd3820bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-aj | 作成日時:2018年3月20日 1時

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